親由来の問題2
親に恵まれた方については本当に何も言うことがないのだが、そうでない方の場合、現在のあなたの人格や人生の限界を低く定めたのは、ほぼ全面的に親である。
Kさんもそのことには気付いていた。
「しかし親のせいと言っていいものか…」
Kさんは慎み深い。
私の意見を言えば、やっぱりそれは親のせいである。
なぜならそれが事実なので。
ただし、「親のせい」と考えるのは何のためかと言ったら、親を永遠に非難するためではなく、「そうか、これは親からもらってしまったものなんだ。でも私が欲しいものではなかったのだ。嫌なものなのだから捨ててしまおう」と発想を切り替えるためである。
問題の出所について「親のせい」と言っているのであって、「だからあなたはずっと被害者でいていい」と私は言っている訳ではないことはお分かり頂けると思う。
むしろ「親のせいだったんだ」に気付いて、一日も早く被害者の立場から抜け出すべきなのだ。
親の間違った接し方によって、苦しみに満ちた反応のパターンを子供は形成し、それが人生に決定的な制限をかけてしまう。
Kさんの場合はそれが肉体のレベルでも出てきていたが、私がこれを肯定的に評価するなら、それだけKさんは素直だということなのである。
深いレベル(水底)を、浅いレベル(水面)からも見られるということは、それが澄んだ水だということなのだから。
それはさておき、誤って学習させられてしまった反応のパターンを、どうしたら変更、消去、克服できるのだろう。
皆様にも対人関係で、あんなことが起きるんじゃないか、こんなことを言われるんじゃないかと、先んじてあれこれ想定してしまう不安や恐怖があると思う。
これが「反応のパターン」である。
これを克服するために二つの方法があると思う。
第一はトラウマの原体験は終わったことで、実は今はもう起きていないことを理解すること。
第二は自分のことではなく相手のためをひたすら考え、それに基づき振る舞うこと。
その具体的な話をしたいのだが、長くなってしまったのでまた明日に続けることにする。
今日もお読み下さりありがとうございました。
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