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12月, 2024の投稿を表示しています

89 ほっと

令和五年の最後の日です。 今年も一年、お疲れ様でした。 色々あったと思いますが、どなたもご自分の出来得る限り、頑張ってこられたことと思います。 人生には本当に難題がつきものです。 いつも正解を選び取れるとは限りません。 ああ、やっちゃった、またやっちゃった、と思うこともしばしばです。 しかし反省する心のある限り、そこには成長の余地が残されているはずです。 過度に自分を責めることなく、「次はきっと上手くできるよ」という前向きな意志を保つことさえ出来れば、未来は今よりも必ず明るいものになることと思います。 時には、頑張りを脇に置いて、心を休めることも大切です。 ほっと一息ついて、今年一年よく頑張ったなあ、自分、と労って年を越して下さい。 来年はきっと、より良い一年となることでしょう。 良いお年をお迎え下さいませ。 皆様の御多幸をお祈り致します。 今年も一年、お読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①ヒーリング(対面/遠隔)②カウンセリング(対面/リモート) いずれもお布施制です。 ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

88 最近の、家族の出来事

両親がしばらく揉めていた。 やっていることは昔から変わらないのだが、太陽の黒点運動にでも影響されたり、先祖が祟っちゃったり、エルニーニョが発生したり、ともかく理由は何でもいいが何らかの理由によって「事が起きる」ことがある。 風邪みたいなものだと思う。 風邪を引かない時期は別に健康な訳じゃなくて、風邪として後ほど放出する毒素や穢れを溜めている時期なのだ(って、こういう生命観をぜひ知ってほしいんだがなあ)。 突発的に起きる人間関係の事故なんて、ない。 全ては潜在し、出番を待っている。 ともかくそんな状況なので、しばらく様子を見ていた。 年の瀬になって、救援を求められたので出向いていった。 難しい問題ながら、大丈夫、と心は軽かった。 中央道の車中はまたしてもブラームスの交響曲第3番。 人と人はちゃんと話し合えばそれなりに分かり合えるし、分かり合えば互いに対して優しくなれる。 優しくなれないのは理解が不足しているからで、理解が不足しているのは話し合っていないからで、話し合っていないのは「自分が正しい」とそれぞれが思っているからだ。 自分が正しい時、相手は間違っている。 だから「自分が正しい」と考えるのは危ういこと。 ロシアとウクライナ、中東だってそう。 皆、自分が正しいと信じている。 でも相手も同じように自分が正しいと信じている、そしてそれにはもっともな道理があるということが、どうしても分からない。 「人々の心に真の平和が宿るまで、国と国との間に平和はやってこない」という格言が、スー族に伝わっている。 戦争を起こしているのは、どこかの国の親分やディープステートだとか何とかではなく、本質的には私たち一人ひとりなのである。 気に入ろうと気に入るまいと、互いに理解を深めて、より良い実現を人生から引き出すという態度を学習しなければならない。 そうしなければマイナスの人生を生きることしか出来ない。 それは嫌でしょう。 だったら努力することなのだ、他人を理解する努力を。 そして自分の心を開く努力を。 でも、それはとても難しい。 他人を変えることは出来ない。 自分が変わることは出来る。 それでもやっぱり難しい。 だから変われる人から変わっていき、変われない人を助けていく必要があると思う。 色々な形で。 それは必ずしも一言の下に「変わりなさい」と励ますこととは限らないし、変わるための方法を...

87 あるべきようわ

チェロの話をしたが、その根底には生活態度の変化があるんだな、ということに、弾きながら気付いた。 この数年、チェロを弾くことは全くなかったのけれど、その間に、ものの考え方や暮らし方が変わった。 以前より丁寧になり、道具を大切にするようになり、掃除もまめにするようになった。 はるか昔に明恵上人は「あるべきようわ」と諭した。 あなたの正しく「あるべき様は」何ですか、やってますか、それ、みたいな意味です。 そういうことに、すごく意識を注ぐようになった。 人生には問題があるし、厄介で気ががりで面倒で不愉快な出来事や他人にはいつも悩まされる。 でも、悩むことを選んでいるのは自分。 愚痴を言うのも怒るのも、選んでいるのは自分。 それをもっと遡ると、はい部屋が散らかっています、見て放置するのを選ぶのは自分。 靴が揃っていない、ま、いいやと思って何もしないことを選ぶのも自分。 コートを脱いで、ハンガーにかけてクローゼットにしまわず、その辺にぽいっと置いておくのを選ぶのも自分。 そういうふうに見ていくと、全部自分で選んでいる。 で、これは私の思い込みかもしれないけれど、自分の感情と思考を正しくコントロールし導ける人は、やっぱり生活態度もちゃんとしていて、いつも「あるべきようわ」を選んでいると思う。 面倒くさく思える時も、面倒くささを超えて「あるべきようわ」を取る。 そのひと手間ひと手間の積み重ねが、自分のしていることに責任を持たせる習慣づけなのだと思う。 その結果として、自分の音楽に対する取り組みが必然的に変わったのだと思う。         *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①ヒーリング(対面/遠隔)②カウンセリング(対面/リモート) いずれもお布施制です。 ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

86 分かっちゃった

すごくおこがましいようなのだが、最近、心というものが分かった、と感じる。 こんなことを言うと「本当に分かったのかね」と言ってすぐに4次元界だか5次元界あたりの輩どもから試練を寄越されそうな気もするが、それでもなお、分かっちゃったんだもん、という気がする。 それはどういうことなのかと言うと、心がどういう性質のもので、どういうふうに動いて、反応して、どのような結果を作り出すのか、そういうことが明確に分かるようになってきたのだ。 だから例えば嫌なことが起きる――前の自分だったら「嫌だな」と思って引きずるようなことが起きるとする。 その時に、どういう操縦をするとここで失敗を避けられるかということが分かり、望まれている最適解は何かということが分かり、それらが分かった上で思考や判断や選択が出来るのだ。 もっと言えば、「この出来事は「嫌だな」と思わせるために起きているだけだから、その誘いに乗らなければいいだけだ」ということが看破できる。 すると状況も因果もすっきり見えてくるのである。 もしかして悟っちゃったのか? これはかなり凄いことではないかと感じる。 ほとんど車の運転と同じくらい、いつ、どういうことに気を付けて、反応すればいいのかが分かるようになっている。 単に注意深くなるだけでなく、運転を楽しむことも同時にできている。 そんな成長を遂げたからこそ、と思われる問題が投げ込まれてきたが、着手する前から、「これは大丈夫だ」という内なる感覚に従って行動を起こし、問題を解消することもできた。 そんな時、自分個人の否定的な感情には全く出番を与えることなく、相手のため、全体のためだけを考えて発言することも、発言を控えることも出来るようになった。 やっぱり、凄いと思う。 自画自賛ではなく(そう聞こえるかもしれないが)、「凄いな、正しく使うとこの車ってこんな性能なのか」というのが分かった、という意味で、すごいな、と思うのである。         *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①ヒーリング(対面/遠隔)②カウンセリング(対面/リモート) いずれもお布施制です。 ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE...

85 チェロ

今年も役に立つことばかり書いてきたので、年内残る数日は力を抜いて、何の役にも立たない個人的な話だけします。ご了承。 最近、チェロに没頭している。 ようやく、初めて、弾き方が分かってきた気がする。 楽器を正しく響かせるということに考えが及ぶようになってきた。 じゃあ今まで何をやっていたんだと言うと、何も考えていなかったのだと思う。 ただ音が鳴るのを鳴るままにしていて、見届けていなかった、と言えば良いだろうか。 ショパンだったかと思うが、「最良の師は自分の耳である」と言っていた気がする。 自分の耳が鈍感な内は、自分の出す音に責任を持てない。 責任などと言うと大袈裟に聞こえるが、実際、感じとしてはそれに近い。 何か違うんだよな、と思う所から、何が違うんだろう、に考えが進み、試行錯誤して、ああこういうことだ、と気付く。 まず音楽を部分に分解した上で、小さく少しずつ攻略して行き、最終的に全貌に辿り着く。 でもここで言っているのは、いわゆる音楽的な解釈とかそういうことではなくて(そういうものには興味がない)、体と心と呼吸の問題なのだ。 チェロという楽器を通して自分の心と向き合っている。 チェロを挟まないと立ち現れてこない自分の心の動きを見ている。 それが面白い。 筋肉の動きにしても、もっと自由に動けるはずの鎖骨の下の筋肉を小さく留めているのはやはり自分なのだと気付く。 もっと弓が進める余裕が空間的にあるのに、そのことに思いが至らず、弦と弓の触れる所だけに意識を注いでいたりする。 つまり「全部」を使っていない。 自分の可能性の全部を、自分の善なる性質の全部を、喜びの全部を。 そういう音は窮屈なものになるに決まっている。 凄く、この楽器を鳴らすことを極めたい、と最近思うようになっている。         *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①ヒーリング(対面/遠隔)②カウンセリング(対面/リモート) いずれもお布施制です。 ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...

84 水とことば

車の移動中は、子供とお話する良い機会である。 先日は、どんなものも見ているし聞いているという話をした。 例えば壁に耳あり障子に目ありと言う。 「でも、壁とか障子には目も耳もないよ」 「目や耳はないけれど、他のもので見たり聞いたりしているんだよ」 そして特に水や木は人の言葉をよく聞いていると教えた。 「だから同じコップに入った水でも、まあちゃんの前の水と、他の人の水では味が違うんだよ。優しい心だなあと感じた水は美味しくなるんだ」 「知らなかった!」 「悪い言葉を言えばそれも水はちゃんと聞いているよ」 「まあちゃん、いつか川とか海とかに行って水とお話したいよ。お父ちゃんと一緒に」 嬉しくなった。 そんな言葉を待っていた。 どんな言葉を吐くか、結局、それが人生を決めているように私は思う。 言葉の選択は完全に自分の掌中にある。 こんな境遇だから、こういう言葉もそりゃ出る、と言って、私はずっと自己正当化していた。 でも、いつからか自分で言葉を選ぶようになった。 口にする言葉だけでなく、心に浮かぶ言葉も。 悔いたり、責めたり、怒ったり、囚われたり。 それでプラスになるならそれでいい。 でもプラスにはならない。 ローリング・サンダーという、アメリカ先住民の呪医はこう言った。 「自分の考えていることに責任を持たなくてはならない… あることを考えたくなかったら、そのことを口に出してはいけない… 考えていることの全てを口にする必要もない。 まず自分の言葉によく注意することから始めるのだ。 良い目的のある時にのみ話すようにする。 望まないことを考える必要はないし言う必要もない… 自分自身と議論しても虚しいだけである… 考えたくもないことに注意を払う必要など一切ない。 それでも考えが入ってきてしまうようならこう言ってやれば良い。 「私はそのような考えは持たないことにしているのだ」」 心はいつも自分の意志で清らかに保たれないといけない。 ちなみに、水の話は例え話ではなく、本当のことです。         *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①ヒーリング(対面/遠隔)②カウンセリング(対面/リモート) いずれもお布施制です。 ヒーリングアクセサリー 「プ...

83 より良い人間になる

色々と欲しいものやしたいことなどがあって忘れてしまいがちだけれど、一番幸せなのは「より良い人間になれた」ということだと思う。 振り返ってみると、そのことがよく分かる。 叶ってほしい「幸せの形」の中には、叶わなかったものもある。 しかしおかげで、心を生まれ変わらせることが出来た。 以前のように強欲でなくなり、怒りっぽくなくなり、悲観的でなくなり、一方、寛容になり、忍耐強くなり、愛が深くなった。 ある「幸せの形」が叶っていたら、そういうことを学ぶ必要が私にはなかった。 「幸せの形が叶うのと、それが叶わないことでより良い心を得られるのと、どちらを選びますか?」 と神に問われたら、間違いなく何度も私は後者を選ぶと思う。 というか、そう選んで生まれてきたのだと思う。 そしてこの選択には面白い続きがある。 良い心を先にして、幸せの形を後にした人は、ちゃんと別の幸せの形で報われるということなのだ。 ここまで書いた所で皆様に以前クリスマス向けに書いた物語をお届けしたくなったので、以下に掲載することにします(クリスマスの用語は一つも出てこないものの)。 ではメリークリスマス。

82 全部、お布施になります

遠隔ヒーリングを無償化したのは確か1年半ほど前のことでした。 結果、皆様からお布施を頂く形となり、危ぶまれたような事態は起きませんでした。 皆様の篤いお気持ちに改めて感謝を申し上げます。 そして本日以降、残る二つ、すなわち ・対面ヒーリング ・カウンセリング(リモート/対面) も、お布施制にしたいと思います(経験を踏まえ、「無償」とは言わず、お布施です)。 よろしくお願いします。 本題は以上ですが、これに付随する諸々の考えを述べますのでお暇な方は続きをお読み下さい。 ―――――― 『ある方への助言』はお読み頂けたかと思います。 私は、ああいったことを、皆様にもお伝えしたいと常日頃から思っています。 しかし尋ねられない限り、余計なことは言わないことにしています。 結果、そういう機会は滅多に発生しません。 私にとっては勿体ないことと思われます。 助言を求める側からすると、あのような内容はカウンセリングを依頼することによって初めて聞き出しうるものですが、多分、現行のカウンセリング1万円というのは、皆様にとっては見合わない出費なのだと思います。 聞いた後では、現実対応の姿勢が(理想的には)丸ごと変わりますから、安いものです。 しかし事前には、何が出てくるか分からないので敷居が高く感じられます。 一方、私は0円であろうと、尋ねられ、お伝えすべき内容がある時にはお伝えします。 ここには明らかな需要と供給のすれ違いがあります。 そこでカウンセリングをお布施にするのは妥当な選択ではないかと思うようになりました。 良い話を聞いたと思えば、その気持ちをお布施にしてお納め頂ければ嬉しいです。 こうすることで、皆様に必要な教えがもっと手の届きやすいものになるのではないかと期待します。 「1万円分の悩み」が溜まるのを待たずに、私に相談しやすくなるでしょう。 そしてここまで考えが及んだ所で、原点に立ち返りたくなってしまいました。 そこで対面ヒーリングもお布施制にすることにしました。 私は最初、お布施制でこの仕事を始め、後に料金を設定するようになったのですが、やはり性に合わないことをしている気がします。 この際、思い切ってしまった方が良いと思いました。 このような話を聞くと、またカワベが無謀な自己犠牲をやり出した、と思われるかもしれませんが、それはどちらも事実ではないので、一応説明しておきます。...

81 ある方への助言5

今日で最終回です。 ―――――― 無意識の不動の性向について。 「無意識がどういうものかということに対する無知がある。 「どっちも」はどうしても出来ない。 私もずっとこう思っていた。『無意識が、静けさや自分だけの世界が欲しいのは分かった。しかしそれが実現する範囲で、多少仕事をしてもいじゃないか、お金に余裕があってもいいじゃないか、どうしてここまで無人と暇になる必要があるんだ』と。 でも無意識はそういう妥協はしないんだ。 無意識は完全に子供とイコールではないけれど、この点に関しては子供になぞらえるのが良いと思う。 どうして駄目なの、という問いに対して、子供はどうしても駄目、と答えるもの。 そうなのかと受け入れて、そこから出発して次の行動なり選択なりを起こすしかないんだ」 「(上記の意味で)どっちも叶えられる人は、やっぱり幼少期のセットアップから始まって自己肯定感が強い人に限られると思う。 そしてそういう人はざらにいるから、見本にしてしまいやすい。 でも見本にしてはいけないと思う。 これは諦め=否定的と思われるかもしれないけれど、持って生まれた体格みたいなものだと思って、自分はそうじゃないんだ、自分の方法で行こう、と割り切った方が上手く行くと思う」 どんな仕事が波動的に適合するか、について。 「業種の波動は風俗とかヤクザとか例外的なものは別として、関係ないと思う。 ヒーリング業、代替療法をしたって、固定観念がちがちの亡者みたいな人もいれば、愛の人もいる。 亡者や落伍者の巣窟のような場所でないなら、どんな仕事もいいと思うよ。 結局、無意識が許すことは何でも出来るし、許さないことは何も出来ないから」 外形ではなく、波動で見ることについて。 「波動のズレはあくまでも直感、体感レベルで感知されるものなんだよね。 (就職候補の例として)製薬会社に対する「賛同共感できない」は多分、知的・情報的レベルでしょう。 薬は良くないものだと知っているから。 でも波動は知識とは無関係なんだよね。 だから例えば製薬会社に勤めてみる、そこにいる人たちがいいなあと思える、そこで大切にしてもらえる、それなら波動的にOKなんだよね。 逆にリラクゼーション関係の業種には知的・情報的レベルで「賛同共感」できるでしょう。 でも入ってみたら全然波動が合わないということもある」 「(仕事、業種に対する理想をサイズ...

80 ある方への助言4

いわゆる魂の願いについて。 「あなたの中に迷いがあるの。 内面の価値を求めることは、あなたの無意識の宿命的な個性のはず。 でも同時に、外面の価値に幻惑される弱さも持っている。 だから外面の価値が自分のほしいものではないことを知らせるために、(無意識は)強烈に否定的な(外向的)人物を出現させているんだよ」 「内面の価値も大事にしたいけどお金もほしい、というのは人間感情としては当たり前の願望なんだけど、無意識はそれを許さないように出来ているんだよね。 多分それはベクトルを一つの方に集中しないと充分に力を発揮できないという原理があるからなのだと思う」 「お金は確かにとても重要。 他とはなかなか比較できない。 でもあなたはお金に価値を置きすぎている。 音楽に例えるなら、(あなたの)社長の「凄さ」とか「正しさ」というのは、正確な音程とかリズム感みたいなものなんだよ。でも歌心はない。 歌心のない人は、技術的な能力だけで満足し、それを賛美する。 でも歌心を求める人は、技術的な能力はそれほど気にしないものなんだよ。 これはどんな世界でも同じこと。 ただお金だとそこに生活がかかってくるから、過剰評価、つまり偏見を持ってしまうんだ。 何に価値を置くのかということを、あなたが確信できないと、この件に関してはブレさせられ続けると思う」 「((相談者の)社長はパワハラ的な悪質な人格だが)「それ以外は正しい」という(あなたの)考えが出発点として間違っていると思う。 一つだけ正しい人なんていないんだよ。 正しい人は全部正しく、間違っている人は全部間違っている。 同じ脳がしているんだもの。 正しく見えるのだとしたら、それは本質を見ていないからだよ」 「おかしな人が発する波動はすべておかしいんだけど、表層だけ見ると、有能とか正確さとかが見えるから混乱する。 しかし情報の混乱は表層でしか起きない。 深層では波動がすべてを単純に表現しているから、相手の中に二重性を見ないことが大事だよ。 「でもいい人でもある」というのは落とし穴なんだ」           *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①対面 10000円 ② リモートカウンセリング 7000円 ③...

79 冬至

本日、冬至です。 陰極まって陽に転じる日。 ここから新しい流れが始まります。 それが芽を出すのがすぐか、または暫く後か… そこは人それぞれでしょうが、無意識は太陽のこのターニングポイントをちゃんと感じ取って動いています。 整えて参りましょう。         *** 今日は冬至です。 ヒーリング、瞑想会、是非お申し込み下さい。           *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月21日(土)冬至ヒーリング 。瞑想会(9−10時、1000円) 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①対面 10000円 ② リモートカウンセリング 7000円 ③遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

78 ある方への助言3 

私利私欲について。 「自分のしていることが私利私欲だと気付くのは本当に難しい。 私もやっと近年理解した。 私利私欲をしないというのは、聖人になれということじゃない。 健全に育った人は割と皆、普通に私利私欲をやっていない。 自分のためと人のためが当たり前のようにイコールになっている。 無自覚にやっていることだから、良いことをしているなんて考えもないと思う。 逆に、難しい状況で育った人は、どうしても私利私欲になってしまう。 ヒーラーをしようとそれは関係ない。 人のためのことをしていても、自分の利害や幸不幸の方がいつもそれより大きければ、その人は私利私欲で生きている。 健全に育つ=私利私欲じゃない 健全に育たない=私利私欲になる その人が良い人か悪い人か、聖人か俗人かは関係ない、という感じ」 (健全に育った人は少ないのではないかという問いに対し) 「(健全に育った人は)私の考えでは意外に多い。 その健全を何と見るかなんだ。 子供は知性、品性、健全、清潔、財力といったことではなく、安心と安全がほとんど全部。 胎児期から3歳くらいまでのこと。 だから極端な話、どんなに愚かで貧乏で不健全で自己中心的な親に育てられたとしても、子供に対する愛情と配慮が充分量なら、無意識は「健全に育った」と自覚する。 そういう人たちは社会適応が容易なもの。 実際、社会適応出来ている人は多いでしょう。 客観的に見てその愛が単なる家族愛か同胞愛か人類愛かということは、無意識の健全性を決定する初期体験には関係がない」 仕事の対価について。 「仕事に対する対価は何でもいい訳じゃない。 (本意でない)仕事の対価として報酬を得ることは、遅かれ早かれ心が抵抗するようになる。 それで仕事を減らしたり、そういう仕事で嫌な思いをさせたりする。 結局、その「色」のお金でいいのかを決めるのは自分ではなく心。 意識ではなく無意識なんだよ。 意識は数字を見ているけれど、無意識は色を見ている」 良いこと、悪いことについて。 「失敗が起きることは必然だったけれど、起きた失敗を好機に変えることは個人の力に帰するのだと思います。 悪いことが良かったみたいなことは本当に人生に多いと思う。 でも同じように、これを裏返せば、良いことが起きたからと言って必ずしもそれが良いとは限らないから、好調の時に図に乗ってはいけない。 これは昔から『塞翁が...

77 ある方への助言2

魔境について。 「 魔境というのは、絶対に上手く行かない状況。 起きている事態そのものは波動の法則をもちろん映しているのだけれど、それに対して何をしても解決できない。 速やかに去ることが望ましい現実。 なので、今の状況下で(プラス思考など)解釈を変える必要はない。無意味なので。 早く出ていくか、出ていかないなら、それまではただ我慢で良いと思う。 ただその我慢するにも、「お金はもらうが言わせはしない」みたいな反発的な態度を取るのは良くない。 言うなら言わせるままにする。 そういうことを言う人の所を選んで在籍しているのは、自分だから。 そして雑な言い方をすれば、(相談者の)社長のエネルギー圏内では、何をするのも彼の自由。 正しいか間違っているかは別として。 それに反発し、相手の自由(横暴)をジャッジしようとするなら、これは矛盾した行動。 去れば済む話でしょう」 「魔境では何も学べない。 魔境は、行き止まりを示すだけの現実。 魔境に至る選択の結果として、魔境に至っている。 どこで選択を誤ったか巻き戻して考え直し、行動や習慣を改めて再出発するのがいい 」 「苦しい状況に至るまで、あなたは自分の選択は正しかったと信じていた。 でも事実はそうではないから苦しみに見舞われることになった。 そこから抜け出したいという動機によって、こうして現実を再認識、再解釈したいと願うようになったでしょう。 極限まで苦しまないと自分の間違いには気付けない。 でも間違いに気付いたらそれ以上同じテーマで苦しむ必要はない。 自分を傷つけるだけ。 魔境の役目は(多分)もう終わっているので、いつでも去って良いと思う。 または契約期間、残るなら残るで、打たれるままになれば良いと思う 」 「でも大元はやっぱり考え方。 結局、出来事というのはあなたの考え方に対する世界の応答でしかない。 魔境には入るべくして入る。 自分の中の恐れや欲望、その源となる固定観念が核心。 刷り込みもそうだけど、更にその始まりに動物的本能がある。 それは簡単に言うと愛とお金を求めている。 そこから広がって安心や安全を求めている。 これは生命存続の上で当然大切なことだけど、それが行き過ぎると私利私欲に形を変えてしまう。その結果が魔境なんだ」      *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【ス...

76 ある方への助言1

最近、ある方に与えた助言の中から、皆様にも有用かと思わるものをお裾分けします。 ――――― お金を得ることについて。 理不尽な仕事環境に身を置いている ことについて。 「お金はないと生きていけない。 厳しく見れば、お金を与えられるということは命を与えられるというのに等しい。 だから嫌いな人からお金をもらうべきではない。 またはお金をもらうなら受け入れる努力をしなければいけない。 その人を拒絶しながら、その人からお金をもらうことを選ぶ、これは矛盾。 矛盾は波動の混乱を生み出す元」 「お金も含めてエネルギーは食べ物だと思うといい。 食べるからには有り難く頂いた方がいい。 まずい顔して食べるくらいなら食べなくていい」 「(適応できない職場を)今すぐやめる必要はない。 ただ続けるにしても、「お金はもらうが(モラハラ的)言葉は拒否する」という態度は生産的ではない。 真っ直ぐしていない。 (言葉もお金も)どちらも同じ人から発せられるエネルギー。 お金をもらう間は何を言われるのも仕方ないと思うか、この人の言葉はほしくないからお金もほしくないと思うか。 これを理解した上で、次までの過渡的な時期を観察しながら過ごすというのはアリだと思う」 「仕事以外にも(プライベートにまで)突っ込んでくる(相談者の)社長の人格的欠点は本人の問題として脇に置いた上で、その人からお金をもらう以上「はい。はい」と言うしかないと思う。 それが嫌なら出て行く自由はあるのだから」 無意識の宿命的な性向、毎度のパターンが出現することについて。 「変わらないから変えなくていい。そういうものだと思ってしまうのがいい。 〈刷り込み〉(*乳児期に形成された世界観、価値観と、その現実に対する反映)は繰り返される。 これを変えようとすると、実現しないから苦しい。 また一時的に変えることが出来ている時は、残念ながらそれによって無意識のあるべき状態から乖離してしまうので、結局、好ましくない結果を招く。 だけどこういったことは必ずしも悪いことではなく、そういう状況の中でだけ学べることを学べるし、楽しめることを楽しむことも出来る。 現実を変えようとするのではなく解釈を変える努力をすれば、否定的な刷り込みも生産的な条件に変わる」         *** 今日もお読み下さいましてありがとう...

75 エゴの角質

皆様もきっと心が清々しくなることと思われるご感想を掲載します。 「おはようございます。 昨日はヒーリングをありがとうございました。 体で固かった部分が今朝は流れている感じがします。また気になっていた顔のたるみも良くなり、昨夜はスキンケアをサボって寝てしまったのですが、肌がツルツルしており、美容面も良いと気分が上がりますね。 ( 美容効果についてはこちらも ) 久しぶりのアトリエでのヒーリングでしたが、心身の不調の改善もさることながら、アトリエに足を運び得るものの最大の効果は、心が謙虚になることに尽きると思い出しました。 生きていること。生かされていること。心にまとわりついていたエゴの角質がぼろぼろと落ち、満ち足りた気持ちになります。 心からありがとうございます。 河邉さんのお元気な顔も見られて嬉しかったです」 エゴの角質、 なんと見事な表現でしょう。 皆様もどうぞお越し下さいませ。         *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月21日(土)冬至ヒーリング 。瞑想会(9−10時、1000円) 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①対面 10000円 ② リモートカウンセリング 7000円 ③遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

74 面直し

砥石を使い始めて10年くらいになる。 頻繁に使う訳ではないのだが、流石に真ん中が削れて凹んできた。 でも「まあいいか」の悪い癖で、ずっと放置していた。 このたびようやく「砥石を削る砥石」を買って、面直しをした。 久しぶりに平らな砥石を見た。 気持ち良い。 更に、これを使えば歪みに歪んだまな板も直せるかもしれないと思って試みた。 こちらはかなり手間がかかる。 毎日やっても多分1週間くらいのではないだろうか。 あんまり頑張ると指が強張って楽器を弾けなくなるので、ほどほどにしないといけない。 しかしともかく、続ければ最終的には新品同様になることが分かった。 こうして、色々なものが時間の経過と共に歪んでいき、傷んでいき、気付けば元の姿からだいぶ離れているということがある。 それでも使えてしまうから、対処しない。 でも対処すると分かるのだ。 手入れをして良かった、と。 自分の心も同様。 自分は平らなまな板だ―― なんて気になっている。 でも本当は、知らない内にだいぶ変形しているかもしれない。 心にも面直しが必要だ。 追記。 まな板の面直しはまだまだ終わらない… 恐ろしく歪んでいた。         *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月21日(土)冬至ヒーリング 。瞑想会(9−10時、1000円) 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①対面 10000円 ② リモートカウンセリング 7000円 ③遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

73 人生を映画と見る

年内最後の満月である。 色々あったなあ、と思う。 月が満ち欠けし、太陽の周りを地球が巡るたびに、何かが起きていた。 それが何であるかを知ることは重要ではない。 しかし「何かが」起きていたことを知っていることは、とても大切である。 それは、自分に間断なく注いでいる宇宙からの力の働きを日々感じて生きるということでもある。 つい、見えるもの、目先のもの、自分に関わるもの、その利害や損得に心が向かう。 そして引き換えに、大きく物事を見ることを忘れる。 全体の中で生きていること、生かされていること、この瞬間が恵みであることを失念し、昨日のことや明日のことを思い煩い、大切にすべきものを粗末にする。 そういう生き方をしているから必然的に苦しいのに、この苦しみの原因はあの人やこの状況だ、などと思い違いをしたりする。 この状況が良くなればいいのに、などと欲深いことを言う。 このような間違いをずっと犯してきた。 有り難いことに遂に完全にやめることが出来た。 この2年間の苦しみは、そのために必要だった。 でも、だから前が悪かったというのではない。 前は損をしていたというのもない。 単に物事の起こりには順序があるだけのこと。 愚か者しか学べない。 学べる幸せを味わうには、事前に愚かでなければならない。 だから愚かであることは、のちの幸せのための必要条件だったのだ。 そういう作りの物語だったのである。 ローリー寺西はこう言った(だいたい)。 …自分の人生を映画と考える。 最後に「いやあ、いい映画だった」と思える映画を生きてみたい。 苦しみからの大逆転も、どん底からの飛翔も、すべては良い映画を構成する演出である… 「もう一人の私」は、ずっと私にそう語りかけていたし、あなたにもそう語りかけている。 今日は双子座満月です。 ヒーリングのお申し込みをお待ちしております。         *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月15日(日)双子座満月ヒーリング 12月21日(土)冬至ヒーリング 。瞑想会(9−10時、1000円) 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①対面 10000円 ② リモートカウンセリング 7000円 ③遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」...