37通目の手紙 チェロ。「自分の音は自分にしか守れない」ということが分かった話
フルート教室発表会のリハーサルが土日に二日続きでありました。 一日目は10時から始まって、終わった時には17時半。 休憩は40分くらいだったような。 二日目は短かったですが、とにかくよく弾きました。 新しく学ぶことだらけで、ついていくのがやっと。 でも「アマチュアとは思えない対応力」また「去年と別人のように上達した」と先生方に褒めて頂き、励まされながらどうにか、やり終えました。 そもそもは去年の演奏を見たフルートの先生に、「この人は弾ける」と認めて頂き、冬にお声をかけられたのでした。 春にかけて一生懸命毎日練習したので、ずいぶん腕を上げたものだと自信を持っていました。 しかし初めてチェンバロの隣で音を出した時、全然弾けない自分に愕然とし、やめたくなった、というお話は以前したと思います。 https://atelierkoshiki.blogspot.com/2026/04/blog-post_26.html チェンバロ奏者の方はそれは凄い方で、纏うオーラ、研鑽の深み…あんなに居心地の悪い思いをしたのは初めてでした。 この方に伴奏してもらうなら怖くはありません。 この方 と 伴奏しなければならないので、重圧感は言いようのないほどでした。 とにかくこの方の足手まといになりたくない、との思いでチェロを弾けばこれがもう全然駄目。 それが一回目のことです。 二回目の時までに心を整えていきました。 それは 「自分の音は自分にしか守れないということ」 。 以前、「灯火が消えないように」というお話をしましたが、それと同じことです。 https://atelierkoshiki.blogspot.com/2026/04/blog-post_29.html チェンバロ、フルート、多い時にはそれが2本、3本と鳴る中で、音の大小にかかわらず自分の音が混乱の中に埋もれないように、大切に守り続けること。 他の音に負けない、とか、自己主張する、とかではなくて、子供の心を大切に守るような気持ちで大切にします。 そうすると、音程が合ってくるし、楽器が良く鳴るようになります。 リハーサルがだんだん進むにつれて、音を出すことが気持ちよくなり、ぴたりとチェンバロと重なっている時間が数秒続くことがありました。 そんな時には、 自分がこの宇宙の正しい所にいる 、ということが感じられました。 とても不思議な、初...