自己否定感をどうする4
*昨日30日、間違えて#4を投稿してしまいました。 正しくは30日が#3、31日が#4となっております。 自己否定感を消すのではなく、自己否定感は在るままにして、他の色を足していく、というお話をしました。 ではその「色」はいかにして、ということをお話しましょう。 昨日挙げた二つの要件は、 1.楽しく、そして 2.創造的である ということでした。 と言っても、その行為が創造的であるかどうかは、多くの場合後になってみないと分からないものです。 だから逆算的に言おうと思うのですが、 楽しくても創造的でないことはあなたの助けにはならない 、ということになるかと思います。 自己否定感は変わらぬものと言いつつも、心の中における自己肯定感/自己否定感の配分は進歩段階によって変わってきます。 私も段階を経てきました。 多分ここにはいくらかの法則があるかと思うのですが(ただし絶対の法則だとは思いません。他の例も知っているので)、 自己否定感が強い内は、消耗的な行為に耽りがちです。 エネルギーを使わないで済むからです。 つまり、「楽しいけれど、創造的でない」ということです。 分かりやすい例はネット検索ですね。 youtubeやInstagramをだらだら観るとか、そういうのです。 後はゲームやアニメやとりあえず一括りにテレビなんかもそうです。 そういうことを一切してはいけないというのではなくて、心当たりのある方は、ご自分がどれくらいの時間をそこに投入しているのか見直してみて下さい。 かなりの時間を浪費していると思います。 で、結論を言うと、その時間は創造的/生産的ではないのです。 その活動を10年続けても、あなたはその活動によって10年後にまったく変化も成長もしていません。 自己否定感という「黒」に対して他の色を足していく行為にはならないのです。 繰り返しますが、そういった無目的な行為がいけないというのではなく(私もします)、心を変えていきたいと望むのならば、心の中の成分を変えていくしかないのです。 心の中の成分は、経験によって構成されます。 行為を変えずに気分だけを変えるということは不可能です。 10年後に振り返った時に、なかなか良くやったじゃないか、自分、と振り返れるような体験に時間を投入していくことをお勧めします。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】