自己否定感をどうする3

*本日30日、間違えて#4を投稿してしまいました。
正しくは30日が#3、31日が#4となっております。

自己否定感は消えないものです。
「いや、消せる。私は消した」という人がいたら、私は「いや、消えてない。そう誤解しているだけ」と言います。
意地悪なわけじゃないんですけどね。
そんなに単純なものではないのですよ。

私の考えは、自己否定感は一生消えないが、自己肯定感を足していくことが出来る、というものです。
喩えて言うなら…
自己否定感は絵の具の黒だとしましょう。
「消せる/消えた」「私は変わった」と主張している人たちは、黒を消したと言っているのです。
でも私はそれはあり得ないと思う。
そうではなくて、私の考えでは、他の色を足していくんですね。
するとキャンバスに多彩な色が表れて、その中で黒が良い働きをするのです。
黒=自己否定感がなくなったと言っている人は、自分の「絵」がつまらないものになったと言っているだけですよ。
絵を描いたことのある人や鑑賞するのが好きな人なら分かるでしょうが、黒には絵の価値を決定するほどの力があるのですから。

私個人のことを言うと、私の黒は消えないし、消えなくて良いと思っています。
勿論、自己否定感というのは辛いものです。
でも辛いから投げ出すとか消し去るのではなく「だからこそ」抱えるべきものではないかと思います。
何のためにと言ったら、色彩の幅の広い「絵」を描くためです。
勿論、そのためには、ただ黒を見つめ、黒が全てだと思うのではなく、他の色をどんどん足していくことが必要です。

そのために何が出来るのか?
ここに二つの要件を挙げておきます。
1.楽しく、そして
2.創造的である

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