自律神経失調症2
ヒーリングの結果、
「ざわざわとした思考が落ち着いてきました。
昼ごろまでは正常な考え方ではなかった、と感じます」
異常な時の最たる状況は、正常だと思っている、ということです。
だから気付くのが難しいものです。
でも、Kさんはご自分でどうにか気付くことが出来たので、良かったと思います。
さて、Kさんは自律神経失調症とのことで、こうお尋ねでした。
「カワベさんは、自律神経失調症についてどのようなお考えをお持ちでしょうか?
医学的には私は自律神経失調症なのでしょうが、これが長年続いております。
主にストレスが原因らしいですが、そもそも敏感体質なので、ストレスを減らせと言われても難しいなと思います。
また違った見方ができたら症状の捉え方や関わりかたが変わるかと思いまして。」
私はこうお答えしました。
「自律神経失調症は長い時間の中で改善されます。
これは私自身の経験から言えることです。
ストレスを減らせというのは助言としては間違いですね。
なぜなら「減らせる」ということは対象が現状のストレスであることを意味しますが、自律神経失調症の原因は現在ではなく過去のストレスだからです。」
更に、
「逆に、現状のストレスを減らすことは考えなくて良いと思います。
そのことを考える迷路に嵌まるので。
これについては後日ブログで説明を試みることにしますので参考にして下さい」
というわけでこの記事を書いております。
現状のストレスについては気にしない方が良いのです。
なぜならそのことを考え出すと、不快な現実ばかりが目に付き、思考が否定的になりがちだからです。
「ああ、またストレスだ」「このストレスこそ悪者なんだ」というように。
でも実際にはストレスのない人生はあり得ないのです。
現状のストレスが何か問題を作り出していると考え始めると、泥沼に嵌ります。
それよりも、「このように在って当たり前のストレスに打たれ弱い自分はどうして始まったのだろう。どうしたら変えていくことが出来るだろう」と、正しく的を捉える方が建設的だと思います。
目先を変えてみて下さい。
今日もお読み下さりありがとうございました。
コメント