感度
昨日の話の続きなのですが、感度というのは本当に人それぞれです。
感度とは打たれ弱さであり、脆弱性であり、よく言えば危機察知能力です。
感度に関して、客観的な正解も指標も理想もありません。
つまりどれくらい敏感だと良いというのはありません。
「あいつは鈍感だ」と言っても、もっと敏感な人から見ればあなたも鈍感です。
その人の感度の程度は生まれついたものだと私は思っています。
多くの場合、最初の内は諸々の悪習慣によってその感度が曇っています。
私も昔はマクドナルドを食べられました。
ヒーリングを始めとして何らかの働きかけを続けるようによって、だんだんその人の持ち前の感度が明らかになってくるのです。
その感度より高まることはないでしょうし、その必要もありません。
無理をすると必ず不調和を来たします。
自分がどれくらいまで敏感で、鈍感かということを知ることは、自分に対する理解を深めることでもあります。
一般的な分類もあります。
私のブログに興味を持つような人は敏感傾向です。
つまり諸々の外的要因に対して打たれ弱いということです。
強くなる必要はありません。
なぜならその打たれ弱さがあなたのエネルギーの一部だからで、それは先天的な性質だからです。
打たれ弱い人は強くなることによって世の中に応じていくのではなく、身のこなしを軽くすることによって生きていくことが出来ると思います。
柔よく剛を制すというところでしょうか。
ではそれはどのようにして可能になるのか?
呼吸だと思います。
自分の心の動きを日々知ること、そう努めることが、私たちにとってのより理想に近い在り方を示してくれるのです。
今日もお読み下さりありがとうございました。
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