自律神経失調症1
Kさんから遠隔ヒーリングのご依頼。
状況はと言うと、
「ほんの少しの時間も、誰にも会いたくないと思った時点でかなり疲れきっているのだと気づいてしまいました」
肉体的症状は、精神的状態の反映としてあります。
普通、多くの人は、体が不調を来たしてから動き出しますが、それでは遅いです。
Kさんのように、気持ちの動きを感じ取って対処されるのが賢明だと思います。
誰にも会いたくないというのは、アストラル体が疲れ切っているということです。
自分を守るために、引きこもる必要があるのです。
ですから感情体験としては不快でしょうが、疲れたことによって引きこもりたいと感じるようになったのは、正常な防衛反応です。
「引きこもる」というと、上記のような短期的な欲求と、それがこじれて長引いている持続的な常態とがあります。
勿論、引きこもり即悪ではなく、純然たる個性である場合と、病んでいる場合の二つがあります。
Kさんは
「引きこもり願望があるのに対人の仕事をしている私。日々人生のままならなさを感じております」
いずれの形の引きこもり願望であるにせよ、こう考えるのが良いと思います。
「だから」引きこもれない人生を送っているのだ、と。
「なのに」ではなく、ですね。
いつも言うことですが、「ゆらぎ」こそが生きている真価です。
私たちは安定を求めますが、安定は実はエネルギー的な死なのです。
「引きこもりたいのに引きこもれない」時、そこにエネルギーの撹拌が生じて、私たちに生きる力を与えています。
葛藤は良いものです。
喩えて言うなら…タイヤは後ろ向きに回転するから、車は前に進んでいくでしょう。
反転、逆転は現象が生起し持続するためにどうしても必要なのです。
まずは、そういう見方をしてみて下さい。
明日、更に話を続けます。
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