心温#1
雀士の桜井章一が〈心温〉ということを言っていた。
「心には『心温』とでも言うべきものがあって、それが分かれば自分の心の状態は手当て(=対処)出来るのです。恐怖心や欲が生じると、心の温度は上がったり下がったりしてしまう。それに早く気付いて適温に戻すことが大事です。…心の適温を維持していなければ、他人の心の温かさも冷たさも的確にキャッチすることは出来ないのです。
…心の温度が今どうなっているかは、なかなか分かりません。というよりも心に関しては心温があることをまず知らない。…体も心も適温が良い。心の温度が維持できていてはじめて心が正常に機能できるのです。
『桜井章一のぶれない生き方』
初めて読んだ時、なるほどなあと思い、しかしこれはなかなか容易ならざることだ、自分にはまだ分かりそうにない、と思ったが、最近になって、やっと分かってきた気がする。
理屈ではなく、体感的に、感じられるようになってきたのだ。
体温と同じで〈心温〉はいつも一定しておらず、これが低下している場合、深い所からエネルギーが湧いてこない。
ヒーリング、カウンセリング、またこのブログに書くことなどは、一応、そう言って良いなら、「人のため」の仕事としてしている。
〈心温〉が低くなっていると、「人のため」が出来なくなる。
いや、やろうと思えば出来るには出来るのだが、そこで無理すると〈心温〉更に低下することを経験的に知っている。
これが限度を超えると、ちょっと面倒なことになるようだ。
以前、自分はどうしていたのだろうと思うと、確かに〈心温〉らしきものを感じつつも、働きかけや関わり方が充分にこなれていなかった。
だから気付いた時にはすでに遅しで、ダウンしてしまうことなどがあった。
簡単に言えば、それは自分の内なる状態を無視した結果である。
昔から「ヒーリングをして疲れないのですか」と尋ねられることが多かったのだが、私はよほど鈍感だったのか、力を過信していたのか、傲慢だったのか、「疲れない」と言い切っていた。
しかし今では分かるのだが、疲れる/疲れない、ではなく、〈心温〉が低下する――これがどうやら多くの場合、まず先に起きることなのだ。
それで充分に時間を与えて〈心温〉の回復を待てば「疲れない」し、お構いなしに仕事を続ければ「疲れる」。
そのようなことも、だんだん分かってきた。
ではどうしたら〈心温〉を回復させられるのだろうということについて、次回書いてみたいと思う。
なお人それぞれ〈心温〉の上がる/下がるには傾向性があると思うが、私のようにテンションの低い人間は下がるタイプなので、そっちの方についてだけ書くことにする。
今日もお読み下さりありがとうございました。
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