体の苦難から学ぶ#2

この世の中の情報はあまりにも平均化され、画一化され過ぎていると思う。
東洋医学や自然療法の分野でもそうだと私は思う。
「これにはこれ」式の発想が多過ぎる。
というのは、求める人々がそれに慣れ過ぎているからだ。
勿論、そうした方式がいけないというのではない。
それらは多くの魚を捕らえることのできる網のようなもので、一つの理論が多くの人を救えるのならそれは間違いなく有効なものだと言える。
しかし一方で、全ての人は例外なく個別的である。
この人にだけ当てはまる、この人にしか当てはまらないことがあるのだ。
時にはそれを読み取らないといけないこともある。
そんな時、教科書や人から教わったことはむしろ忘れなければならない。

昨日の記事を読んで、「なるほど、癌にはバターは禁物だな」と思われたかもしれない。
しかし私は、「Zさんの場合は」と思っただけなのだ。
それ以上のことは知らない。
また、「乳製品がいけないのだな」とも思われたかもしれない。
しかし私はヨーグルトを使うのにためらいはなかった。
もしかしたらアーユルヴェーダなどの方面から、この説明が得られるのかもしれないが、得られないかもしれない。
基本的に、よく分からないものなのだ。

ハーブティーにはセントジョーンズワートを勧めた。
私は手持ちのハーブティーが何に効くのかほとんど知らない。
しかしセントジョーンズワートを求める肉体がどのような様子をしているのかということは、経験的にある程度分かっている。
「癌にはセントジョーンズワート」とは言い切れない。
Zさんの場合には、そうだったに過ぎない。

こんなことばかり言っていると「じゃあ、どうしたらいいの。結局あなたしか分からないわけ」と苛立たしく思われるかもしれない。
勿論、私は自分の直感の力を誇りたくてこんなことを書いているのではない。
私が皆様に知ってほしいと思うことは、「求める答えが深刻になればなるほど、答えは外には書かれていない」ということなのだ。

冒頭に書いたように、私たちは「これにはこれ」式の発想に余りにも慣れ過ぎているから、自分の場合はどうなのだろう、と立ち止まって考える習慣をほとんどの人が持っていない。
この知力の欠如こそが、自分の心や体の行方を見失わさせてしまう最大の元凶なのだと思う。

ではどうしたら自分自身に対する正しい直感を得ることが出来るのか?
それは外に情報を求めるのではなく、内に印象を探ることだと思う。
すると「あ、聞いてくれるのかな」と思って心と体は語り始める。
体が、語り始める。
そんなやり取りのずっと先に「直感的に分かる」ということがある。

今日もお読み下さりありがとうございました。

【スケジュール】

4月24日(水)蠍座満月ヒーリング

4月29日(日)10:00―11:00瞑想会(2000円)

5月5日(日)こどもの日ヒーリング

5月8日(水)牡牛座新月ヒーリング

【メニュー】

①カウンセリング 10000円

②ヒーリング 10000円

③リモートカウンセリング 7000円

④遠隔ヒーリング(お布施)

ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36000円


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