学びの同輩
A子さんは最近まで、厳しい内省の時を過ごされていた。
ほとんど毎日お話を伺っていた。
心を埋め尽くす苦しみはすべて幼少期に根付いたもので、問題に気付くまでは自分に完全に同化しているが、問題に気付き始めると「どうして私はこんなものを持っているのだ? 手放したい、それなのに手から離れてくれない!」というような苦しい状況に突入する。
本当に辛いことだが、他ならぬ自分の手が汚れていること、血塗られていることに気付かされるのである。
そんな苦しみなんて無い方がいいですね、という話ではなく、苦しむことによってのみ、私たちは「こうではない自分」になりたいという願いを心の底から持つようになる。
それが本当の意味で、成長であり浄化なのだ。
Aさんの自問自答は長く続いたが、最近ついに霧が晴れたような印象を受けることが出来たので、ご本人の許可を得た上で抜粋しつつ引用したいと思う。
「昨日、リフレッシュをしに、友人と山に行きました。
真呼吸、瞑想、感謝、祝詞、神さまへの懇願をしながらの、山歩きになりました」
すでにこの時点で、とても良い状態に入っていると感じた。
この時、Aさんの頭の中は決してポジティブではなかったはずである。
だからこそ、これらのポジティブな思考をAさんは求め、自らの意志によって支えにすることに決めたのだ。
ルワンダ虐殺について書かれた『生かされて』という本は是非とも皆様にも読んで頂きたいと思うが、Aさんも最近これを読まれた。
その中に次の一節がある。それは
「祈りと肯定的な考え方はほとんど同じことです。
神様は肯定的な考え方の源です。
そして祈りはそれに触れる最良の方法です」
というものだ。
苦しい時、苦しみの中に埋没するのではなく、そこから抜け出た先に目を向け、意識を集中することこそが、そこから抜け出すための最良の方法なのだ。
Aさんはまた書かれた。
「働けることに対する感謝を高めること。
これをやりながら、仕事のメールでもなるべく、相手に対して感謝の言葉を伝えたり、自分のミスを潔く伝えたり、練習をしています。地味で地道な練習です。
いかに自分が相手への目が向いておらず、感謝も足りなかったことに気づき始めました。やっと今ここまできた、という感じです。」
辛い仕事もその中から引き出せる学びがあると思う。
学ぶつもりがない内は「ただの嫌な仕事」でしかないが、学ぼうと思い始めると、学びの種がこれでもかと湧いてくる。
Aさんの内省はとても深く、苦しかったことと思うが、素晴らしい内面の旅をされた。
自己成長やトラウマからの解放を望む読者の皆様の励みにもなるかと思い、紹介させて頂いた。
明日は蠍座の満月です。
蠍座の男が皆様に一突きして差し上げますので、ヒーリングを是非どうぞ。
お申し込みをお待ちしています。
今日もお読み下さりありがとうございました。
【スケジュール】
4月24日(水)蠍座満月ヒーリング
4月28日(日)真呼吸会はお休みします
4月29日(月)10:00―11:00瞑想会(1000円)5月5日(日)こどもの日ヒーリング
5月8日(水)牡牛座新月ヒーリング
【メニュー】
①カウンセリング 10000円
②ヒーリング 10000円
③リモートカウンセリング 7000円
④遠隔ヒーリング(お布施)
ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36000円
【お問い合わせ下さい】
①LINE:atelierkoshiki
②microcosmo.healing@gmail.com
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