Just a new man #2
Kさんからのお便りの続き。
「対人場面で呼吸が浅くなることや、背後に人がいると腹部が緊張し、腹痛を起こすことなどがあります。
それで、新たな反応パターンを求めるということですが、腹痛などは、腹痛を感じながら『この反応は間違いだから変える』という状態になってしまい、非常に困難です。やろうと取り組んでいますが、いざその場だと不可能なことが多く、イメトレで改善してきた部分があります。
『自信』などについても、イメトレを使って何とか、と考えているのですが、他に良い方法があったら教えてもらえると嬉しいです。」
その時その場で反応のパターンを変えるというのは難しい。
またイメージトレーニングで改善、とのことだが、これは超人的な技術なのでお勧めしない。
イメージトレーニングというのは、何があっても覆らないほどの強固な現実解釈を作り出し、維持することを意味するが、そのような力は追い込まれた状況でないと基本的に発揮されないものなので、普段の生活の中で当てにしない方が良いと思う。
それよりももっと良い方法がある。
それは形から変えていくことだ。
Kさんの場合は、人から『ちゃんとした立派な人』と見られる。
しかしそれは遠くから見た印象であって、中身はそれに一致していない。
この不一致が苦しいのだ。
Kさんには是非『ちゃんとした立派な人』はどのような姿をしているか、具体的に考えてみてほしい。
そしてそれを自分自身が体現することをお勧めする。
例えば私だったら、こんなふうに考える。
『ちゃんとした立派な人』は――
・形の歪んでいない、磨かれた靴を履いている。
・服には完璧にアイロンがかかっている。
・サイズの合わない服は着ていない。
・いつも姿勢が良い。
・個人的な悩みや弱音を決して言わない。
・時間を必ず守る。
・脱いだ靴は必ず揃える。脱いだ服はすぐにハンガーに掛ける。
・机の引き出しがごちゃごちゃしていない。
・靴下に穴が空いていない。
などなど、今、思いつくままに書いたのだが色々出てきた。
誤解してほしくないのだが、これが『ちゃんとした立派な人』だ、と私は言いたいのではない。
上記は単に私が連想したことに過ぎない。
「いや靴下に穴が空いていたって、ちゃんとしていないことにはならない。物を大切に使う良い人ではないか」とあなたが思うなら、どうぞそれに従って、あなただけのリストを作ってみてほしい。
すると必ず気付くと思う。
自分は確かに『ちゃんとした立派な人』の条件を満たしていない、ということに。
「だから言ったじゃないですか、私はそうじゃないんだと」と言っては駄目ですよ。
昨日すでにお話したように、これを家に喩えるなら、「ちゃんとした立派に家」に見えてしまうのは事実なんだから、仕方がないでしょう。
この場合、内側を外側に合わせるしか、ないのですよ。
内外を一致させることに成功した時、あなたは本当にJust a new man (まっさらに新品の人間)になります。
今日もお読み下さりありがとうございました。
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