体の訴え
「癌」と聞くと即座に深刻な反応をしてしまうもうのですが、じゃあ、癌になったら大変で、癌になるまでは大変じゃないのかと言ったら、そんなことはあるはずがないのです。
症状の名前を聞いて、それだけによって反応しないことは大事です。
癌だけれど大丈夫な場合もあれば、癌ではないけれど大問題ということもあることを、知って下さいね。
私たちはものの名前に反応しやすい生き物です。
個人的に難しいと思うのは、ヒーリングに際して、どうしたらいいか分からないと感じる場合です。
そういう場合は、確かに変化が起こりにくい。
しかしどうしたら良いかが明確に分かる場合は、それだけの訴えが体からあるということで、これは充分に脈ありだと私は考えます。
Zさんにはしばらく前からヒーリングをしていますが、「ここ」という場所に指が引っ張られ「ここまで」という刺激が自然と加えられます。
これは完全に、体がやっていること。
私は観察しているだけです。
そしてそういう時、「うっ」と皆さん、痛みに驚かれます。
「どうしてそこが痛いと分かったのですか?」
自然と、指がそこに向かったのです。
これが先程言った、「訴えが体からある」ということです。
ここを押して下さい、すると回復を促進できます、ということを体が言っているのです。
しかし普通は、その声を聞き取る、読み取ることは出来ないでしょう。
だから体はその訴えを誰にも伝えることが出来ずにいて、そのせいで袋小路に嵌っていたり、悪化の一途を辿ったりしているのです。
「潜在的な解決の可能性」は常にあります。
それを引き出せるかどうかが問題なので、引き出す働きかけなしに「無理」も何もないのです。
ヒーリングの後、Zさんは体を起こしていられなくなりました。
体が劇的に反応する場合、こういうことが起きます。
その後頂いたメッセージには
ヒーリングしていただいた後、当日も次の日も、夕方とてもお腹がすくようになり、食べられる量が少し増えています。腸がぐるぐると鳴ることが増えていると感じます。ありがとうございます。
とありました。
こういう変化を勘定に入れない上で「この症状は大問題」「治癒不可能」という診断が、普通は下されています。
これもまた、覚えておいてほしいことです。
ポッドキャストのエピソード#2を公開しました。https://podcasters.spotify.com/pod/show/6co0sj2fvo8/episodes/2-e2jgb7p
今日もお読み下さりありがとうございました。
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