体の歪みについて考える3

(続き)しかしながら、必要以上に問題を難しくして、簡単な答えを遠ざけるのも賢明ではありません。
今回の記事では、物理的なレベルで見直しが図れる可能性について語ります。

関節系の問題は、それが物理的階層で起きている場合、
1.刺激の不足、
2.姿勢の悪さ、
3.調整の不足
が原因になっていることが多いです。
一つずつ説明します。

1.刺激の不足
筋肉は使わないことによって自然退縮を起こします。
筋トレ、ストレッチ、ヨガ、何らかの体操をすることで体が本来のあり方を「思い出す」ということがあります。
例えばAさんは左右の肩関節が不均等で、私はそれは片側の筋肉の固着によるものと思いました。
それで均等を目指しての動きをお教えしました。
また私自身、開脚前屈をすると、左右の柔軟性に差があります。
そこでその差を出来るだけ埋めるように努めています。
筋トレをする時も同様で、腕立て伏せをすると、右側ばかりを使ってしまいます。
これは無意識の習慣なのです。
そこで出来るだけ左側に意識を置いてトレーニングするようにしています。

2.姿勢の悪さ
良い姿勢を保とうと努めない限り、姿勢はどんどん悪くなります。
片側だけで肘をつく、脚を組むなどといったこともそうです。
こういうことを放置していると、経年で歪みが増幅されるので、注意が必要です。

3.調整の不足
以上に重なることではあるのですが、望ましい体の在り方に絶えず立ち返る必要があります。
例えば壁に、踵、尻、背中、後頭部をつけて立つと、それがどんなに苦しいか分かるかと思います。
それは普段、自分がどれだけ前かがみになっているかということの証明でもあります。
また両手を上に、横に上げた時、不均等が見つかるかもしれません。
こういった不均等は日常生活を送る上では全く問題になりませんが、そこに歪みがあることは事実で、このような些細な歪みがNさんが仰るように「いつもより歩いたので、左足が疲れています。歩いたり走ったりすると左足が痛くなります」というような結果に繋がるのです。

ただ、それをしたからと言ってすぐに効用は出ません。
というのは私たちの体が歪み始めたのは10歳未満の時なのですから。
私自身、体の左右の使い方にかなりの差があることに気付いたのはその頃のことです。
歪みを直すというよりは、歪みの更なる増幅を抑える、くらいの考え方が良いと私は思います。

基本的に、どれだけ注意を向けたかが全てだと私は考えています。
ひそかな歪みに気付かない人が、その歪みを直せるはずがありませんし、たとえその道に通じた人に直してもらったとしても、またすぐに同じ歪みを作り出してしまうのです。
ご自身のお体をよく観察、感得なさって下さい。

その上で、私たちにはまだまだ考えるべきこと、思いを巡らせるべきことが、精神的/霊的レベルに数多くあります。

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