Aさんへの助言1
いつか皆様にも役に立つかもしれない話です。
Aさんがお母様について書かれました。
「往診時、医者に「苦しい」と訴えましたが、「だんだん悪くなるから」と言われ、母は意気消沈してしまいました。医者は助けをすがっても、崖から突き落とすようなことを言います。
…
昨日往診に立ち合い、そういった発言は母に悪影響で絶望を与えるだけなので、やめてくださいと伝えました。
医師(女医)は些か感情的に、「事実を言った。では、またそう聞いてきたら、私は何も言わずに無視すれば良いですか。質問にちゃんと対応していないとお母さんに思われても良いのですね。」と言われました。」
医者も人間です…というか、特殊な人間です。
医療の道を学び、人を助ける能力がありますが、しかしだからと言って必ずしも「人の道」を習得している訳ではありません。
「心」と「力」の間に、大きな差があることがあります。
まどかが生まれる頃のことですが、聞いた話があります。
その助産師は、自分が妊娠するまで、妊婦の苦しみを体験しておらず、そのために助産師として妊婦にずいぶん厳しく当たってきたようです。
自分が妊娠して初めてそれがどんなに非人間的なことだったか分かった…とのことなのですが、私は閉口しました。
しかし、こういうことは珍しくないのではないかと思います。
勿論、一方には共感力に満ちた素晴らしい医師も沢山いるはずです。
思い返しますと、私もヒーラーとして、人の心に寄り添う前に自分の主張する正しさを押し付けた覚えがあります。
そういうことは、全く反省すべきことです。
しかしAさんとお母様の立場に立ち戻れば、何事もそうあるように、「そういう医者が悪い」と考えても始まりません。
そういう医者に巡り合うのもまた縁であり、何らかの原因と目的によって、引き合わされているのです。
出来事は常に「それに対してどう反応するか」にかかっています。
そして不快な出来事はすべて、「より良い反応」を自らの内に発見するために生起すると私は考えます。
これについて、明日も話を続けたいと思います。
今日もお読み下さいましてありがとうございました。
【スケジュール】
9月18日(水)魚座満月ヒーリング
9月22日(日)秋分ヒーリング
10月3日(火)天秤座新月ヒーリング
コメント