小さな変化4
むしろ大きな問題に着目するのではなく(大きな問題というのは、認知可能な現状の問題という意味です)、取るに足りない小さな生活習慣を改めていくことが大切であり、また効果的だとお話しました。
ではどうしたらその取り組みに着手できるのでしょうか。
まずは、既にお話したように、「大きな問題に注目することは、順序が間違っている」ということを正しく理解することです。
そして自分にとっての当たり前が、良いものかどうかをよく見るように努力することを始めます。
言うまでもないことですが、自分一人で気付くのはとても難しいことです。
そこで良い見本を得ること、見出すことが大切になってきます。
自分よりも折り目正しく生きている人が具体的にしていることに、積極的に気付けるようになることが大事です。
私はずっとそうやってきています。
楽しそうに幸せそうに生きている人を見ると、つい「あの人みたいになりたい」と思い、その真似事をしようとするものです。
例えばそのような人が「自分の『好き』に従う」なんてことを言うと、そうか! と飛びついてしまいます。
でも身に覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが、すぐに燃料切れを起こしたり、惨めな失敗に至ったりします。
それはなぜかと言うと、私の考えでは、そもそもの立っている土台が違うからです。
好きという感覚や直感に飛び込んですぐに成果が出せるような人は、そもそも安定した土台の上に立っているのです。
プールの飛び込み台がありますよね。
それを想像してもらえば良いのですが。
安定というのは、必ずしもお金の話ではなく、生活習慣や感情なども含めてのことです。
一方、土台が安定していない人には、これは出来ない相談なのです。
安定と秩序を作り出すことが先です。
そしてそれは誰か他人が与えてくれるものではありません。
自分が自分に促す日々の小さな変化が集積して、安定と秩序をもたらしてくれるのです。
「好き」の前に「秩序」です。
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