やる気の引き出し方
暫く前まで、やることと言えば英語ばかりで、ピアノが随分ご無沙汰になっていました。
そんな時、単純にやる気が湧かないものです。
でもやる気が湧かないというのは、エネルギーが枯渇しているからではなく、エネルギーを汲み出す水路が得られていないからだ、というのが経験論です。
そこでエネルギーを引き出せるプログラムや計画が必要なのです。
最近まで、慣れ親しんだ曲を繰り返し弾いていました。
するとある程度できることが分かっているので、そういうことに関して心はやる気を引き出さないものです。
一方、まだ身についていない色々なものに複数にわたって手を出すと、どれも上手く出来ないので、これまたやる気が湧かない。
一つに絞ろう、と決めました。
更に絞って今できない数小節に絞ろう、と。
できると分かっている曲は、一定のサイクルで確認し、問題があればその克服のために具体的にどう取り組むかを決めます。
このプログラムを考案し、実行に移し始めた所、やる気がこんこんと湧いてくるのです。
よく言われることですが、目的は差し当たり手近なものが望ましい、というのは本当のことだと思います。
すると達成感を実感できて、それがフィードバックされて、次なるやる気を創出してくれる、とそういうことのようです。
ピアノを弾くのがまた楽しくなってきたので、今では再び毎日弾いています。
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