35 やっぱりな自分になる
結局、「自分になる」ことしか出来ないのだと思う。
そのような自分を、私は「まだ見ぬ自分」「自分の潜在性または未来形」と思っていた。
しかし私は発想がこのところ逆転して、いや、「やっぱりな自分」に戻っていくのではないかと考えるようになった。
それが美徳悪徳、長所短所を問わずに、である。
これを分かりやすく言うと、三つ子の魂百まで、という。
難しいのはそれを貫くことなのだ。
私は子供の頃、尊大で高慢だった。
もちろん他の性質もあるが、今話題に上げるのはこの二つだけである。
後に尊大と高慢は良くないと思い、矯正するようになった。
しかし結局自分は尊大で高慢な「設定」であり、むしろそのままでいたほうがいいのではないかと考えるようになった。
私は昔まだ駆け出しのヒーラーだった頃、尊大かつ高慢に、問題の指摘などをしていた。
それは普通、あまり良い態度ではない。
しかしこのような性格、そしてこのような仕事である場合、逆にそれがいいのかもしれない。
鋭く見抜いているにもかかわらず、まだ答えが出ていないようなふりをして、相手の気付きを待つというようなことは、実際、何の得になるのだろうか。
結局善悪の判定するのは人間の好みなのだが、それより大事なのは、それによって良い結果が出るか出ないかなのだと思う。
ヒーリングの仕方も原点回帰する頃かと思う。
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今日もお読み下さいましてありがとうございました。
【スケジュール】
11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング
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