61 蜘蛛の巣の光

葉の落ちた楓の枝に、蜘蛛の巣がかかっていた。
光を映してかすかに七色にきらめくのが美しい。
しばらく日を置いて見ると、蜘蛛の巣はあらかた壊れていた。
蜘蛛はこの巣を作ったきり、他所に行ったのだな、と思った。
蜘蛛の巣に限らず、補修されないものは壊れていくのが習い。

感謝の心もまた同様であると思った。
感謝の心は蜘蛛の巣のように、日々補修しないといけない。
そうでないとささやかな感謝の種が、網の破れ目から漏れて通り過ぎていってしまう。

つい、「感謝させてくれるもの」を外に求める。
でもそれは間違いなのだ。
気付かれにくい感謝の種を感謝と認められる心が、先に必要なのである。

毎日色々な出来事が起きる。または起きない。
いずれにせよ、どこかに感謝の種がある。
私の好きな、そして耳の痛い格言が、アメリカ先住民になる。

「感謝する理由が見つからなければ落ち度はあなた自身にある」ミンカス族


蜘蛛の巣を眺めながら、そんなことを思った。

 
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