71 人生はゲームなのだ
恵みに気付くというのは、人生というゲームの基本ルールだと思う。
そうすると良いのではなく、そうしないといけない。
勿論、苦境にある人は「冗談じゃない、これのどこが恵みだ」と思うに違いない。
でも、「その中で恵みを探しなさい」としか言えない。
サッカーみたいなものなのだ。
「どうして脚で蹴らないといけないんだ」
「そういうゲームなんだよ」
ルールに従えば、ゲームとして楽しめる。
人生は途方もなく難しく複雑に見えるが、本質は単純な姿をしている。
「それでも喜べますか」
問われているのは常にこれだけである。
毎回、「喜べるか、こんなもの!」という出来事が起きる。
喜ばない内はその話が続いて、喜ぶとその話が終わって、次に進む。
実にワンパターンなのだ。
ドラゴンボールみたいなものだ(何でもいいけど)。
結局、最後は勝つ。
そういうふうに話が出来ている。
だから難しいことが起きたら
「さあさあまたお出でなさいましたね。今回も私はこの苦しい中にも恵みに気付いて、喜んで、頭の中を決して否定的にはしませんよ。見ていなさい」と言えばいいのだ。
この体験を重ねれば重ねるほど、人生は本当にゲームなのだということが分かる。
実際、これが出来る人は皆、人生は攻略できるように出来ているゲームだということを知っていると思う。
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