101 夢中の力
まどかのお母さんが、最近まどかが作ったというプラレールの写真を送ってくれた。
感心した。
大人だって出来ないくらい、込み入っていた。
そしてここには何か注意して考えるべきものがある、と思い、考えた。
子供は知性において大きく大人に劣る。
にもかかわらず、大人でも出来ないような作品を生み出している。
ということは、そこで使われている力は知性ではない。
他の何かなのだ。
知性が日の当たる所を這い進んでいく蔦のようなものだとすれば、子供の「非・知性」は、盲目のまま地下に展開していく根のようなものかと思う。
何をしているかは分からず、しながら次第に分かっていき、最後の地点に辿り着いた時に「ああ、これをしたかったんだ、満足」と言って終わる。
設計に基づくのではなく、感覚に導かれている。
ゴールは先に見えているのではなく、通り過ぎた後に気付かれる。
それを成すものを一つの言葉で言い表すならば「夢中」となるかと思う。
私も今やたらと夢中になってチェロを弾いていて、ああ、こういう感じのことをしているのか、と思った。
効率の良いことや、先が見えることや、計画性のあることを、つい大人は重要視してしまう。
でもそれ以外の道もあるよ、ということを教えられた気がする。
***
今日もお読み下さいましてありがとうございました。
【スケジュール】
1月25日(日)9−10時オンライン瞑想会1月29日(水)水瓶座新月ヒーリング
2月12日(水)獅子座満月ヒーリング
【メニュー】
①ヒーリング(対面/遠隔)②カウンセリング(対面/リモート)
いずれもお布施制です。
ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36000円
【お問い合わせ下さい】
①LINE:atelierkoshiki
②microcosmo.healing@gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメント
子供のすることにはっとさせられるのは、それが人間の原初的にして最も自然な在り方だからなのでしょうね。そこから離れることで出来るようになることもあり、また出来なくなることもあり、深い考えにいざなわれます。