218 考える時間が大切
明日は満月です。
言語化の及ぶ範囲が人生の全部である必要はもちろんないのですが、言語化という習慣がいったん身につくと、結果的に人生全般に及ぶようになる気がします。
例えば料理を失敗する、部屋が片付いていない、髪型がうまく決まらない、技術が上達しない、本の内容を覚えられない、
こういうことに関して、何が、なぜ、どのようにいけないのだろう、
引っかかっている箇所は何だろう、ということをよく考える。
その思考の習慣が深まると、やがて、自分の心が何を感じているか、相手の振る舞いの真意は何だったのか、現状の問題点は何か…という事柄も扱えるようになります。
体感は大事なのですが、体感を言語化することはもっと大切です。
例えばチェロを弾いている時、右上腕の筋肉が疲れることを体感します。
これを言語のレベルで「右上腕の筋肉が疲れている→これは違和感である→つまり方法として正しくない→まだ見つけていない他のやり方があるはずだ」と認識し、考えを進めていくことです。
こうしないと、チェロを弾くと腕が疲れる、という段階から先に進めないのです。
考える時間はとても大切です。
今日もお読み下さいましてありがとうございました。
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