274 祈り1

先日イノリノエについて触れましたが、
祈りということが、最近、再びの生気を得て私の考えに戻ってきました。
祈りには実践も必要ですが、前提となる理解も必要です。
本質の理解は経験によってしか得られません。
そこで、これまでの歳月も全てはこのことを知るためだったな、
と思えます。

「祈ることしかできない」
のではなく
「祈ることができる」

前者の考えは、祈りには効力がないという前提から来ます。
一方後者は、祈りの効力を認める所から出発します。

では祈りにはどのような効力があるのか?

これは私が認識するに至った最高の知恵だと思っているのですが、
「しるしのない所にこそ効力がある」

祈りが届いたかどうか、
それで何が変わったか、
それは重要ではありますが、
あえて確かめられないままにしておくのが、良いのです。

これを私はこう喩えます。
今どき、LINEでメッセージを送れば「既読」がつきます。
届いたかどうかが、見えるのです。
一方、手紙をしたためて送ります。
届いたかどうか、分からないでしょう。
届いたことを、信じるしかないでしょう。

この信じる所に、祈りの心が重なるのです。

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