155 心身一如
「やさぐれ問題、ブログで取り上げてくださりありがとうございました。
…ヒーリングの後押しもあり、その後徐々に平常モードに戻りました。
落ち着いてみると、心の風邪とおっしゃったように確かに病気に似ている気がします。
アトリエに通うようになったくらいから、それ以前と比べると体の不調には敏感になり、加えて寛大になっていたのですが(いつもと違うと感じたらすぐ休むとか)、心についてはそうではなかったのに気付きました。」
心に比べたら、体の方はまだ分かりやすいんです。
それは心が特別に難しいから、ということもあるにはあるのですが、それ以上に、私達の生きるこの文明が、物質性や可視性を過度に重んじ、「こころ」に関する出来事を置き去りにする傾向があるからだと思います。
「今日(体が)風邪なんです」
「それは大変ですね。お大事に」
「今日心が風邪なんです」
「何いってんの、頑張りな」
こんな感じです。
この話の肝は「…って人から言われちゃうでしょう?」じゃなくて、「…って自分に言っているでしょう?」ですよ。
でもいつも言うように、心と体は同じ一つのエネルギーの二つの面なので、どちらかだけに配慮が偏っているのは、良くないことです。
心を感じるには、そのように考えを改めることと、そして訓練しかありません。
難しいことですよ。本当に。
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