73通目の手紙 息子の目に、その時私はどんなふうに映っていたか
おはようございます。
先日、息子の滞在中のこと、私は過ちを犯しました。
それで反省しました。
息子はYoutubeでマインクラフトで色々やりたいのですが、息子がやりたいことはなかなか複雑で、コマンド入力が要求されます。
昔のマリオみたいなゲームでは、ないんですね。
テキスト画面を開き、例えば
/tp @p 331 71 -856
/locate structure ***
など。
(入力しすぎて覚えてしまった…)
息子はまだ字を読み書きできないのに、字の読み書き必須のゲームをやっているというこの矛盾(しかも字を覚えたがらない)。
更に、息子がやりたいことが私にはちんぷんかんぷんなのですが、AIに訊けば分かるのでこの質問をして、答えをメモして、実行、しかしAIの回答が間違っていたりすることもよくあるので、「そもそも君は何をしたいのだね」と私は息子に聴取し、再びAIに質問し…
たまたま精神的にあまり余裕のない日に1分おきにこれをされて、私は不機嫌になりました。
あからさまに「一人でやってろ!」と怒鳴ったりすることはしないのですが、立ち上がり、テレビの前に行き、AIに尋ね、コントローラーを操作…、溜息をつきつつ相手をしたのは事実。
何度目かの時点で、少し縮こまった様子の息子を見て、やっと、息子の立場から私の振る舞いがどう見えていたかを思いやることが出来ました。
同時に、お父ちゃんが不機嫌なのは分かった上で、それでもなお彼が質問をやめない理由も分かりました。
おうちには、ゲームの得意な人がいません。
お父ちゃんしかゲームが分かる人はおらず、ぼくはゲームをやりたくて、そしてお父ちゃんに会えるのは土日だけなので、その時に色々なことを手伝ってもらって、やりたいことを全部やりたいのです。
「おうちではどうなの」と訊いた所、こういう難しいことは我慢している、と言っていました。
彼のとっておきのゲームの時間を曇らせることを、私はしていました。
私(昭和のゲーム育ち、大人)の目から見ると
「どうして今どきのゲームはこんなに難しいんだ」
「識字が必須のゲームなら字を読めるようになりなさい」
「たかがゲームになぜ大人がこんなに付き合わねばならんのだ」
「このダウンロードコンテンツ全部英語じゃないか。日本語でも難しいぞ、このゲーム…」
これは、私の本音です。
でも子供の目から見ると、全然違うんですよね。
「お父ちゃんはぼくのことが嫌いなのかな」
「質問されるのが嫌なのかな」
「一緒にいるのが楽しくないのかな」
今どきのゲームがどうであろうと、
私が昭和のゲーム少年だろうと、
息子の質問がどんなに矢継ぎ早であろうと、
絶対、そんなふうに思わせてはいけないことでした。
帰りの車で謝りました。
もうこれからは絶対に嫌な顔をしないことを約束しました。
お父ちゃんの不機嫌が彼の記憶の深い所に焼き付かないことを祈りつつ…
もっと心を広げたいと思いました。
お読み下さりありがとうございました。
皆様に沢山の良いことがありますように。
オジジ
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