好きなことを活用する１
Sさんから
「今回ギターを弾いて初めてお金を頂きました。多分２回目のカウンセリングだったと思うのですが、「小さなイベントでも何でも良いので、誰かから少額でもお金をいただけることを目標に。」というようなことを河邊さんが指導してくださったと思います。あれから暫く経ちますが、ようやくそれを実現できました。
河邊さんのカウンセリング、ヒーリングが大きな助けとなっていたと思います。
いつもありがとうございます。」
私が時々差し上げる助言なのですが、皆さまは私から言われたことはありますか？
ブログに書いたことがあるかどうかは記憶にございません。
「好きなことで生きていく」という風潮の世の中ですが、そんなに世の中甘くありません。
それが出来る人は一握りです。
でも誰かが宝くじに当たるからこそ、当たらない人たちもそれに憧れるわけです。
いきなり話がネガティブな方に行きましたが、そっちの方に話を向けたいのではなく、私はその事実を踏まえて、より現実的で創造的な助言をしたいと考えているのです。
「好きなことでほんの少額でも良いからお金を頂くように」と私は以前Sさんに助言しました。
珍しく覚えています。
私たちは短絡的で極端思考の生物なので、好きなことで満額稼げないなら、嫌な仕事で満額稼ぐしかないと考えるんですよね。
それで仕事が嫌だ嫌だと言うでしょう。
そういう極端な考え方は良くないです。
好きなことでお小遣いをもらうことを始めていったらいいんです。
続けていけば、きっと増えていきます。
私はそうしてきました。
バイトなどではなく、個人的に人から頼まれる形で音楽や料理を提供してお金を初めて頂いたのは20歳くらいの頃だったと思います。
「いや、カワベさんは才能があるから」はここでは通用しませんよ。
その頃の音楽や料理がいかほどのものかと言ったら…ひどいものでしたから。
よくあれで許されたなものだと思います。
でも厚顔無恥にも、お支払い頂けるので頂いていました。
そしてその経験があったので、その後も同じような機会を時々頂き、同様の思考回路で、絵もずいぶん売ってきたものです。
音楽も絵も料理も好きでやっているだけで、訓練を受けたことはないし、経験もないし、でもお金を挟んで受け手と関わるということをやってきました。
それは「お金をもらわないとやらない」「少しでも払ってもらう」というような、がめつい考えではなく、先に述べたように、「好きなことで生きていく」方面に向かっていこうと、「それならまずは少額からでも」と、その頃の時点で決めていたからです。
その結果が、現在だと思います。
私の生き方は全然皆さまの見本にはならないと思いますが、いくらかの参考にはなるかと思いますので、明日話を続けます。
コメント
誰かの手に渡ったり、処女作からずっと見守ってくださる方から「洗練されてきましたね」と嬉しいお言葉を頂いたりすると、天にも昇る喜びを感じています。
中学生の頃に描いた夢が少しずつ形になり、魂が一番喜びを感じることをこの歳になり、ようやく知りました。
今の私の夢はライターではなく、一生書き続けること、です。
お金はただの紙切れです。でもお金を頂くようになり、私は神様から頂いたギフト＝書くこと、を誰かの手に渡り、言葉が私のものではなく、相手のものになったとき、ギフトを神様にお返ししているような尊さを感じます。
河邉さんの導きがあったことは言うまでもありません。
長文失礼しました。
コメントありがとうございます。素晴らしい挑戦ですね。人と交流することで初めて輝き始めることがあると思います。その中で、たとえ少額でもお金がその交流の橋渡しをしてくれるのが事実だと思います。一喜一憂することもまた、そうでなければ得られないであろう貴重な体験ですね。夢が実現に向かっていること、とても素晴らしいことと感じます。応援しています。