脳の真の力6
先日、姉の誕生日だったので、レストランに連れていってお祝いしました。
そして色々と近況を話し合う中で、男女関係の話になったのですが、思わず唸りました。
姉の問題と私の問題が、ほとんど同一のものだったからです。
詳細は割愛しますが、要旨としてはこういうことです。
子供は親から与えられた環境の中で心を形成します。
その形成が上手くいくと、世界に上手くフィットします。
しかしそうでないと、求めても得られないものを求めるようになります。
なぜそうなるのかというと、彼/彼女の心には何かに対する「飢え」が埋め込まれており、それはネガティブな働きをします。。
「飢え」の対象は多くの場合、愛や配慮や安心や安定といった、生存に不可欠のものであるはずですが、傷ついた人たちは、きっとそれらを必要以上に強く求めてしまうのです。
そのためにその獲得の過程は必要以上に難しくなり、ほとんど不可能にさえなります。
相手を変えるべきではなく、自分を変えるべきなのだということを、やがて人は学ぶことになりますが、しかし自分を変えるのはとても難しい。
だいたいそういう話でした。
姉と私は似た所もありつつ、しかし多分もし皆様が見たら、似ていない姉弟に見えると思います。
それでも同じルーツを持つ者は、同じ問題を持つものなのだなと、改めて感じ入りました。
その問題の難しさ、その問題の中で見出す自分という人間の難しさ、そして変化することの難しさ。
しかしそうは言いながらも、時と共に自己そして人生に対する洞察は深まっていくものです。
ちなみに姉は全く瞑想など致しません。
が、それでも瞑想する弟と交流する中で、脳の深い知性が働き出すという現象も起きているようです。
瞑想瞑想と皆様を焚き付けてきましたが、ですからあまり頑張らなくても良いです。
話の締めくくりとして、最後にこのメッセージをガス抜きとして皆様にお届けします。
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