22 神との哲学的問答
この所、大きな壁にぶつかっていた。
そんな時、心の中を探索する以外のどんなこともできなくなる。
ほとんど一日中ソファに座って思索していた。
考え事…というのとは少し違う。
頭でああかこうかと考えるのではなく、もっと深い領域に降りていって、全てを見直してみるのである。
瞑想的思考、とでも言えば良いのだろうか。
時には本当に始まりまで戻らなければならないこともある。
自分がやっていることは全て間違いのように思えたりもする。
これは人が何と励ましてくれても全く効力のないこと、神からの問題提起なので、自分一人で対応しないといけない。
そして答えを見つけないといけない。
だいたい1週間くらいもすると、開けた地点に到達する。
以前よりも見晴らしが良くなり、自分自身に対する理解も深まる。
これがだいたい振り返ってのパターン。
多分、これ以上は精神力が持たないのだと思う。
体力と同様、精神力にもやはりスタミナのようなものがある。
自己探求を限度以上に続けることは出来ない。
ほぼ例外なく、私の問題、大仰に言うならば哲学的問答は、2007年の霊力覚醒から始まっている。
私は力を使っているが、力が何なのか分かっていない。
今回の「出題」は2023年の1月から始まったから、解くのに2年弱もかかってしまった。
短いとは言えない。
でも、これくらいかかるのは想定内だったことだろうと思う。
それくらい難しかった。
新たに直面する問題は常に難しい。
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