23 神との哲学的問答2
神が問題を投げかける時、全ての調子が狂い始める。
裏返して言うと、全ての調子が狂いを見せている時、神が何かを問い掛けている。
まずその問いについて知らなければならない。
それから答えを出さなければならない。
今回は22ヶ月も続いたのだった。
問題は解決したように思われる。
解決する前には問題と思われたものが、問題でなくなる――これが一つのサインである。
今、二つの意味で「問題」と書いた。
私たちは誰もが問題を抱えているが、それは多くの場合後者、つまり認識可能な問題なのだ。
人間関係や健康やお金など。
一方、その根源に、神からの問い掛けという意味での問題がある。
私はその問題にずっとかかりっきりになっているが、毎回同じ反応をしていることに気付く。
あまりにも苦しいので、もうやめてほしい、やめたい、という気持ちが湧いてくる。
そして悲観が極限に達する。
すると、そこで反転が起きて、光が見え始めるのである。
今回もそうだった。
しかし以前より利口になったと思われるのは、落ち込んでいく最中に、「深い所に落ちていくのは深い所に沈む答えを見つけるために必要なのだ」と気付くことが出来たことである。
その夜、いくつかの印象的な夢を見て、朝、起きたら解決が近い所まで来ていた。
だから多分、このパターンは一生続くのだと思う。
そういうこともまた、分かるようになってきた。
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