131 やりたいこととやるべきことの攻防戦

子供はよく「何して遊ぶ?」と言う。
自分も子供の頃そうだった。
それで、やることがないと退屈で辛かった。

大人になると、やらないといけないことが増えて、「何して遊ぶ?」と言わなくなる(傾向がある)。
でもその人生の始まりにおいて、遊ぶことがないとああも退屈するということは、それが人間にとって自然な心の表出なのだと思う。
そう考えると、人生は「やりたいこと」に対して「やるべきこと」が攻め寄せてくる、一種の攻防戦のようにも思えてくる(先日、「人生を戦いと見ない」ことも一つの観点として提示したが、それはそれとして、だ)。

再び将棋に喩えるなら、王将は「やりたいことをやる心」と言えるかもしれない。
これが取られたらおしまいだ。
あまりにも現実状況に攻め寄せられると、やりたいことなんか何も思い浮かばない、やるべきことしかない、と思えてしまいがちである。
それで、やるべきこと、それが片付いたらまた次のやるべきこと…というふうに、どんどん忙しなくなる。
「忙」という字は、まさに心を亡くしている。

自由な時間をどれほど持っているかは本当に人それぞれだけれど、どんなに時間を余らせていてもなお、やりたいことが何一つない人もいることを考えれば、時間があるかないかは本質的な問題ではない気がする。
「やりたいことをやる心」を温存している人は、少ない時間の中でもやはりやりたいことをやっていると思う。
そうすることによって、力は消費されるのではなく、逆に回復されるのだ。

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