180 弥栄(いやさか)3
固定観念を手放していく過程を何度も何度も辿っていくと、「そうか、固定観念を手放し続けるゲームなのか、これは」ということが最終的に分かるのです。
何しろ神は自動的に固定観念破壊工作をしてくれるので、暗闇の中で神が投げたボールがコツンと当たったら、ああ、ここに固定観念があるんだ、と分かって、それを手放す、ということを繰り返していくのです。
もちろん、その瞬間ごとは、苦しかったり悲しかったり腹が立ったりするんですよ。
だって、固定観念で反応するとはそういうことだもの。
固定観念を手放す時は、必ず不快感がまず先に生じるのです。
「嫌だなあ…
あれ、なんで嫌なんだろう?
自分のこの基準に適合しないからだ。
その基準、正しいって誰が言い出した?
親だ。
自分じゃない。
じゃ、いいじゃないか、捨てちゃえば。
その基準、前から良いって思ってなかったんだから。
…あ、全然、嫌じゃなくなった。
どうでもいいことだった」
こういうことです。
足りないことも、悲しいことも、苦しいことも、全部そう。
同じようにやっていく。
反射的に怒っても悲しんでもいい。
ある程度時間が経ったら、切り替えて、手放し作業に入ればいい。
この前の「雨の日の子ども」みたいのは別ですよ。
あれは、魂の体験。内なる神の体験。
一方、逆境、不快、というのは常に、自分の固定観念によって繰り返し起きているパターンなのです。
その固定観念を捨てるまで続き、捨てると終わるのが、逆境です。
今日もお読み下さいましてありがとうございました。
【スケジュール】
4月13日(日)天秤座満月ヒーリング
4月28日(月)牡牛座新月ヒーリング
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