214.子供の教え
子供のおかげで、言葉にとても注意深くなりました。
私は、優しくない言葉で育ったので、言葉が乱暴です。
一方、息子は打たれ弱すぎる。
傷つけるつもりもない私の言葉に傷ついて、瞬きを忙しく繰り返す――そんなことが1年ほど前にあり、これは改めないといけないと思いました。
彼をではなく、自分を。
上手く功を奏して、そんな瞬きを見ることはすっかりなくなりました。
乱暴な物言いを「普通」と思う自分にだからこそ、ここまで繊細な息子が来たんだ、と思います。
「そんな繊細じゃやってけないよ」
と息子に言う前に
「そんな乱暴でやってきたわけ?」
と自分にまずは問う。
親として、しつけてあげたい、教えてあげたいことは色々とあるものの、やはりまずは自分のことを見直さないといけない。
自分が不出来なのに、子供に良い出来を求めるなんておかしなことだし、結局そんな考えは通らないと思うのです。
おかげで、言葉の使い方を教えてもらえました。
今日もお読み下さいましてありがとうございました。
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