215.指を切らない言葉の使い方
言葉に対してこれまで以上に慎重になって、観察を繰り返すと、人間というものは暗示の中で生きているんだなあということが改めて分かってきます。
言葉がもたらしてしまう、暗示です。
「否定的な言葉を言わない方がいいですよ」
というアドバイスは、前々から見たり聴いたりしていました。
でも
「否定的な言葉も言いたくなるさ」
とか、
または、そもそも今言う言葉が否定的だと気付いていない、
とか、
そんなことがあり、想像以上に否定的悲観的な言葉を発してきたことに気付きました。
例えば子供にも
「それ、だめだよ」
ではなく
「こうして?」
と言う。
厳しい言葉で育った私(多分あなたも?)としては、「そんなに気を遣わないと駄目かい」と思いがちだけれど、「相手に気を遣う」というよりは、「言葉を上手に使う」というような。
指を切らないように包丁を使うというか。
当然、こういう言葉の使い方の見直しは、か弱い子供に対してだけでなく、自分に対しても必要だと思います。
ところで私事ですみませんが、息子からお願いがあるのでこちらの動画をご覧下さい。
今日もお読み下さいましてありがとうございました。
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