169 肯定的予測と否定的予測
肯定的予測と否定的予測ということをお話しましたが、
こういうことは人生のあらゆる所に現れてくると思うのです。
勿論どうしたって否定的予測しかできない状況や問題もある中で、自分次第でどっちも取れる場合もあります。
そしてその脳内の選択が、現実を作り変えるのです。
先日ご紹介したお便りで、路上ピアノのお話がありました。
**さんはそのことに関して、否定的予測を「やってみよう、きっと大丈夫」という肯定的予測に変えることが出来たのでしたね。
またもっと以前にご紹介したお便りでも、今ある仕事を捨てることに関する不安という否定的予測を乗り越えて、次に来るものに賭けようという肯定的予測が、気分だけでなく体調すらをも改善させました。
https://atelierkoshiki.blogspot.com/2025/02/blog-post_22.html
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また私の先日の演奏体験もそうで、失敗を恐れる否定的予測を、皆を楽しませようという肯定的予測に塗り替えました。
やっぱり、これは楽観とは違うものだと思うのです。
何も考えず、葛藤せず、「なんとかなるよ」と言っても、土壇場で緊張して身動きが取れなくなる、なんてこともあります。
楽観は弱いものです。
一方、肯定的予測は強いものです。
これは頭の中に鍛え上げるべき精神の筋肉と言えるでしょう。
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