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62 人の心が改まる時

人の心は変わるものである。 子供と暮らせないことは、以前悲しみの種だった。 今はそうではない。 と言っても、情が失われたのではない。 これで充分、と思うようになったのだ。 よく、心理テストで、「コップに水が半分入っています。半分も、と思いますか。半分しか、と思いますか」というようなのがある。 まさに解釈の問題なのである。 以前の自分には、月に数日しか子供に会えないなど考えられないことだった。 でも今は月に数日も会えるのだからいいか、と思い、その数日の内に良い影響を与えてあげられたらいいと考える。 こういった考えの反転が辿られるためには、どうしても苦しまないといけないのだと思う。 苦しまずに学べたらいいが、そう利口ではない。 学ぶ前には、苦しむくらいなら学ばないままでいい、と考えがちだが、学んだあとでは心は一変し、学べて良かったと思う。 この時、苦しみに対する大肯定が心に起きる。 キャレブ・ワイルドという葬儀屋が書いた本があるのだが、その中から一節を思い出した。 「じっと上を見上げていると、どん底体験というのは実は山頂体験であることに気付くものだ」 この心を携えて、次はどこに行こう、という気持ちになってくる。       *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月15日(日)双子座満月ヒーリング 12月21日(土)冬至ヒーリング 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①対面 10000円 ② リモートカウンセリング 7000円 ③遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

61 蜘蛛の巣の光

葉の落ちた楓の枝に、蜘蛛の巣がかかっていた。 光を映してかすかに七色にきらめくのが美しい。 しばらく日を置いて見ると、蜘蛛の巣はあらかた壊れていた。 蜘蛛はこの巣を作ったきり、他所に行ったのだな、と思った。 蜘蛛の巣に限らず、補修されないものは壊れていくのが習い。 感謝の心もまた同様であると思った。 感謝の心は蜘蛛の巣のように、日々補修しないといけない。 そうでないとささやかな感謝の種が、網の破れ目から漏れて通り過ぎていってしまう。 つい、「感謝させてくれるもの」を外に求める。 でもそれは間違いなのだ。 気付かれにくい感謝の種を感謝と認められる心が、先に必要なのである。 毎日色々な出来事が起きる。または起きない。 いずれにせよ、どこかに感謝の種がある。 私の好きな、そして耳の痛い格言が、アメリカ先住民になる。 「感謝する理由が見つからなければ落ち度はあなた自身にある」ミンカス族 蜘蛛の巣を眺めながら、そんなことを思った。        *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月15日(日)双子座満月ヒーリング 12月21日(土)冬至ヒーリング 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①対面 10000円 ② リモートカウンセリング 7000円 ③遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

60 目に焼き付けるしかない

御茶ノ水に、ロシア正教会のニコライ堂がある。 久しぶりに拝観した。 (ところで、昔の文書では教会は「耶蘇教の寺」などと記載されることがよくある。なんかこの言い回しが好きである) こちらを読んで頂けると良いのだが…  https://www.instagram.com/p/DC5LKaATsB2/ 言うまでもなく、どんな瞬間も、写真には収まりきらない。 iphoneのカメラを向ける時、何かを引き換えに見落としているんだろうな、と思う。 でもつい、子供と一緒にいると、この瞬間を保存したくて子供の写真を撮ってしまう。 「全て目に焼き付ける」などと言って、カメラも持たずにインド旅行した若き日の私が聞いたら、白けることだろう。 しかし、ニコライ堂にて、私の心を奪った絵は、撮影禁止の空間の中、遠くにあった。 近くで観たいが、近寄れない。 視力は充分だが、暗いのではっきり見えない。 ただ、その聖母子像に、私ははっきりと何かを感じているのだ。 可能ならばこの絵を何らかの形で持って帰りたいと思うが、叶わない。 せめて作者の名前をと思って尋ねたが、不詳だという。 今更私が言うまでもない話だが、一通り何でも手に入る時代になった。 あれ何だっけ、と思えばだいたいGoogleで出てくる。 でもあの絵は決してどこにも出てこない。 絵葉書もないし、パンフレットにもない。 目に焼き付けるしかないのだ。 遠い昔に味わった、恋のようなものだと思った。      *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 12月15日(日)双子座満月ヒーリング 12月21日(土)冬至ヒーリング 12月31日(日)射手座新月ヒーリング 【メニュー】 ①対面 10000円 ② リモートカウンセリング 7000円 ③遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

59 【射手座新月】自分の波動、他人の波動

昨日の珈琲の話の続き。 自分の作り出すものには自分の波動が入っている。 どんなものも、自前の波動だけでは生きていけない。 他者が必要なのはそういう訳なのだ。 自分の淹れる珈琲をどんなに他人が美味しいと言ってくれても、それは自分の波動である以上、実は自分が一番よく味わえない。 他人の波動が入った珈琲が、代わりに美味しく感じられる(勿論、その波動が良い場合に限るが!) 同じことがヒーリングにも当て嵌まる。 時々言われることだが「カワベさんはこのヒーリングを受けられないんですよね。かわいそう」 そうなのだ、私は自分に対してヒーリングをすることが出来ない。 なぜなら珈琲と同じ理由、自分の波動だからである。 人と人は、互いに足りないものを与え合い、補いあって生きている。 人と関わるのは煩わしいとかなんだかんだ言っても、結局、他の人との相互交流によって私たちは生かされているのである。 それを踏まえた上で、関わる人の質と、関わり方の質を、高めていけたらいいと思う。 すると、人と関わることがただ楽しいだけでなく、自分を生かしてくれていることを感じられるようになる。      *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 今日は射手座新月です。 遠隔対面共にヒーリングのご用命をお待ちしております。 【スケジュール】 12月1日(日)射手座新月ヒーリング 12月15日(日)双子座満月ヒーリング 【メニュー】 ①対面 10000円 ② リモートカウンセリング 7000円 ③遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/