237 ダメ人間の話
先日、面識のある画伯からお誘いを頂いて、2年ぶりの個展に出かけた。 https://www.instagram.com/p/DJ8UYivuuFM/ すごく進化していると感じた。 「右脳度」が更に上がっているような気がした。 見ていると、深い瞑想にいざなわれる感じになる。 そんなことを伝えると、「私の絵を好きになるのは変人ばかりなんですよ」と笑って言う。 それから画伯は、自分がいかにダメ人間かという話を色々聞かせてくれた。 会うといつも、新しい駄目エピソードを聞かせてくれる。 いわゆるダメ人間に当て嵌まることは全く否定出来ない。 でも、右脳的というのは実はそういうことなので、行儀よく行儀よくと思って生きている内に、左脳化が進んでしまう。 帰りにAさんに言った。 「俺もあれくらいにならないとなあ」 「いや、まったく同じ世界の人間ですよ」 そうなのか。 ならいいか、と思った。