投稿

7月, 2024の投稿を表示しています

自己否定感をどうする4

*昨日30日、間違えて#4を投稿してしまいました。 正しくは30日が#3、31日が#4となっております。 自己否定感を消すのではなく、自己否定感は在るままにして、他の色を足していく、というお話をしました。 ではその「色」はいかにして、ということをお話しましょう。  昨日挙げた二つの要件は、 1.楽しく、そして 2.創造的である ということでした。 と言っても、その行為が創造的であるかどうかは、多くの場合後になってみないと分からないものです。 だから逆算的に言おうと思うのですが、 楽しくても創造的でないことはあなたの助けにはならない 、ということになるかと思います。 自己否定感は変わらぬものと言いつつも、心の中における自己肯定感/自己否定感の配分は進歩段階によって変わってきます。 私も段階を経てきました。 多分ここにはいくらかの法則があるかと思うのですが(ただし絶対の法則だとは思いません。他の例も知っているので)、 自己否定感が強い内は、消耗的な行為に耽りがちです。 エネルギーを使わないで済むからです。 つまり、「楽しいけれど、創造的でない」ということです。 分かりやすい例はネット検索ですね。 youtubeやInstagramをだらだら観るとか、そういうのです。 後はゲームやアニメやとりあえず一括りにテレビなんかもそうです。 そういうことを一切してはいけないというのではなくて、心当たりのある方は、ご自分がどれくらいの時間をそこに投入しているのか見直してみて下さい。 かなりの時間を浪費していると思います。 で、結論を言うと、その時間は創造的/生産的ではないのです。 その活動を10年続けても、あなたはその活動によって10年後にまったく変化も成長もしていません。 自己否定感という「黒」に対して他の色を足していく行為にはならないのです。 繰り返しますが、そういった無目的な行為がいけないというのではなく(私もします)、心を変えていきたいと望むのならば、心の中の成分を変えていくしかないのです。 心の中の成分は、経験によって構成されます。 行為を変えずに気分だけを変えるということは不可能です。 10年後に振り返った時に、なかなか良くやったじゃないか、自分、と振り返れるような体験に時間を投入していくことをお勧めします。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】

自己否定感をどうする3

*本日30日、間違えて#4を投稿してしまいました。 正しくは30日が#3、31日が#4となっております。 自己否定感は消えないものです。 「いや、消せる。私は消した」という人がいたら、私は「いや、消えてない。そう誤解しているだけ」と言います。 意地悪なわけじゃないんですけどね。 そんなに単純なものではないのですよ。 私の考えは、 自己否定感は一生消えないが、自己肯定感を足していくことが出来る 、というものです。 喩えて言うなら… 自己否定感は絵の具の黒だとしましょう。 「消せる/消えた」「私は変わった」と主張している人たちは、黒を消したと言っているのです。 でも私はそれはあり得ないと思う。 そうではなくて、私の考えでは、他の色を足していくんですね。 するとキャンバスに多彩な色が表れて、その中で黒が良い働きをするのです。 黒=自己否定感がなくなったと言っている人は、自分の「絵」がつまらないものになったと言っているだけですよ。 絵を描いたことのある人や鑑賞するのが好きな人なら分かるでしょうが、黒には絵の価値を決定するほどの力があるのですから。 私個人のことを言うと、私の黒は消えないし、消えなくて良いと思っています。 勿論、自己否定感というのは辛いものです。 でも辛いから投げ出すとか消し去るのではなく「だからこそ」抱えるべきものではないかと思います。 何のためにと言ったら、色彩の幅の広い「絵」を描くためです。 勿論、そのためには、ただ黒を見つめ、黒が全てだと思うのではなく、他の色をどんどん足していくことが必要です。 そのために何が出来るのか? ここに二つの要件を挙げておきます。 1.楽しく、そして 2.創造的である

自己否定感をどうする2

私が自分の症状についてお話したのは、自律神経失調症やその源となる自己否定感などを余り特別視しないでほしいと思ったからなんですよね。 ヒーラーである私も、自己否定感が強く、一種の自律神経失調症です/でした。 それを受けて「ヒーラーなのに?」と思うのも、「ヒーラーでもそうなんだ」と思われるのも、勿論、皆様の自由です。 「 私も未だに自己否定が強いです。そしてそこからの完璧主義(実際には完璧にできないので、いつも1人反省会)は、さらなる自己否定を引き起こしたりして、延々と続いてしまいます。 それが嫌で、人と関わりたくなくなったりもします。 確かにこんなことをしていたら、身体もおかしくなりますよね。 毎度自分に厳しすぎる考えを打ち消す努力が続いております。 少しずつは前進しているようではありますので、地道にやっていこうと思います。」 私の考えでは、自己否定感というものは、持っている人にとっては一生の伴侶です。 無くなりませんから無くそうとしなくて良いですよ。 それは人生の基調なのです。 生きている限り、何度も自己否定感に苛まれると思います。 自己否定感というものは、幼少期に埋め込まれている、または別の説明では、出生以前の魂において埋め込まれている場合には、一生消えないのです。 だから、無い人には無いのです。 そういう人には反省しろと言っても反省することが出来ません。 逆に生まれ持っている人は、頼まれてもいないのに勝手に反省します。 そして自分を苦しめます。 でもどちらがいいのかと言うと、どっちもいいんじゃないですか。 自己否定感があるのが悪いことだと私は思いません。 私たちはどうしても身の丈の基準で物事を捉えてしまいがちなのですが、考えを広げることはとても大事だと思います。 例えばですが、皆様は歯医者の待合室などでモーツァルトを聴いたことが多分あるでしょう。 で、モーツァルトが特に好きな人でなければ、キラキラしてばかりでつまらないなあと思ったことがあるのではないでしょうか。 私は子供時代、そう思っていました。 長調の曲しか流れないですからね、歯医者では。 モーツァルトを好きになったのは20歳くらいの時だったと思います。 『レクイエム』の衝撃と言ったら。 西洋音楽には長調と短調があります。 簡単に言うと、前者が明るくて、後者が暗いです。 で、私たちの心にぐさっと響いてくるのは

自己否定感をどうする1

「こんにちは。 ブログ、拝見いたしました。 https://atelierkoshiki.blogspot.com/2024/07/blog-post_16.html 河邊さんも自律神経が乱れていたことがあったのですね。意外です。 私も未だに自己否定が強いです。そしてそこからの完璧主義(実際には完璧にできないので、いつも1人反省会)は、さらなる自己否定を引き起こしたりして、延々と続いてしまいます。 それが嫌で、人と関わりたくなくなったりもします。 確かにこんなことをしていたら、身体もおかしくなりますよね。 毎度自分に厳しすぎる考えを打ち消す努力が続いております。 少しずつは前進しているようではありますので、地道にやっていこうと思います。」 書いて良かったです。 少しでも参考になったようであれば。 カワベも乱れていたというか、今も乱れています。 軽度の不眠症です。 意外…と思って頂けたのは、嬉しいですね。 「いや、いかにも患ってそうな感じですもんね」と言われたら流石に廃業ですので。 不眠症は比較的最近始まった気がします。 私はずっと何らかの睡眠障害を患っているのですが、繰り返しになりますが、以前は入眠時に頭の中で轟音がするとか、体の中を虫が這う感じがして苦しくて堪らないとかだったんですよね。 困ったことに、体の疲労度、飲酒量、精神安定(認識範囲内での)など、一切関係なく起こるのです。 だから対処のしようもなくて。 結局、全ての症状というものは無意識が作り出します。 そして無意識の苦しみが症状となります。 だから自分の無意識、もっと私らしい言葉で言うと「心」が傷んでいる、苦しんでいるんだろうなあと思うのですが、こればかりは、なるほどそうですかとそう簡単に解決できるものではありません。 それは仕方のないことです。 こんなことを言うと「こんなヒーラーに体を任せておいて大丈夫かいな」と思われるかもしれません。 自分で評価を落とすようなことをしていますが、まあもう少し話を聞いて下さい。 そうすると色々と新しい角度から見えてくるものがあると思います。 明日に続きます。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 8月20日(火)水瓶座満月ヒーリング 9月1日(日)☆アトリエこしき16周年 ☆ 【メニュー】 ①カウンセリング 1

感度3

私の感度はどのあたり、ということについてのヒント。 例えば私の菜食趣味について言うと、私の中には殺生に対する憐れみがあります。 だから「肉を食べて元気に」という主張を、私の心は受け入れることが出来ません。 ただし肉を食べなければ殺生に加担しないことになるのかと言うと、世の中がそんなに単純でないことも知っています。 どっちみち無自覚の内に大量の生き物を殺しながら私たちは生きているのです。 そして時々お肉を頂くと美味しいことも知っています。 それで「時々、頂く」という所に落ち着くわけです。 世の中を見ていますと、体のことは体のことだけで語る話法が多いように思われます。 肉を食べると良いか悪いかというのは(小麦粉とかもそうですよ)、個々の人にとって、精神構造と肉体構造の両面から見られるべきもので、そこに自然と答えが見つかるものなのです。 「体に良い/悪い」というだけの切り口は面白くありません。 基本的にあなたの考え/思想が、あなたの生活の「正解」を根底から支持する根拠となります。 「いや、そりゃ何かしら食わないといけないだろう」とあなたがあっけらかんと思えるなら、あなたには肉食を控える必要はないでしょうし、肉食を控えることによって得るものもないと思います。 体と心が別々の方向を向いている時、得るものは少ないのです。 でもあなたが私のように憐れみを持つのであれば、そしてそこには人それぞれの程度が勿論ありますが、その考えを食生活の実行に移し替えることによって得るものがあります。 つまり健康になります。 このように、 心/頭と体を、思想と生活を出来るだけ重ね合わせていくことが大切なのです。 諸々の健康法がありますが、それらもまた「私がそれに対してぴたりとくるかどうか」で見てほしいものです。 「この健康法が良いと聞いて試したのですが」という話を時々聞くのですが、喧伝する方は当たり前のことですが、沢山の良い事例を持っています。 外に目を向けるのではなく、その方法や、 世界観や美学に自分が内的に共鳴するか どうかが大切で、その感覚を保つ限り、あなたに最適の道を見つけることが出来ます。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 8月20日(火)水瓶座満月ヒーリング 9月1日(日)☆アトリエこしき16周年 ☆ 【メニュー】 ①カウン

感度2

感度の話の続きですが、あまり高めすぎるのも良くないのです。 ではどの辺りに収まるべきか、というのは昨日もお話したように、個別的、先天的なものです。 ですから自然にしていればちゃんとそこに落ち着くようになっています。 でも多くの場合、なかなかそこに行き当たることが難しく、情報の不足によって害毒を害毒と認識せずに取り続けたり、または逆に情報の過剰によって必要以上に潔癖になろうとするものです。 例えば私は菜食主義というのが好きではありません。 なぜなら菜食がその人に適合しているかどうかは、本当に個性に帰することだからです。 この食べ方が体に良くて、これに合わせないといけないという考えは頭脳偏重なんですね。 体の声、心の求めを聞かないといけない。 正しいナントカ主義というのはありません。 ちなみに私は自分のことは菜食趣味と言っています。 主義にはしていません。 「肉を食べないと元気にならない」というのも肉食主義であって、これもまた別の思い込みの産物なんですよね。 肉を食べないことによって逆に体が再生することを経験したことのない人たちが言っているだけです。 私は以前はお肉を人並みに頂いていたし、その後は菜食「主義」も経て、やがて今の菜食趣味に落ち着いたのですが、結局それが自分らしいと思っています。 主義より自分らしさを取ることが大事です。 皆様は身の丈以上に「キレイ」になろうとしているでしょうか。 または身の丈未満に甘んじているでしょうか。 まずは自問してみて下さい。 明日、またちょっとヒントを述べたいと思います。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 8月20日(火)水瓶座満月ヒーリング 9月1日(日)☆アトリエこしき16周年 ☆ 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ通話も利用可) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

感度

昨日の話の続きなのですが、感度というのは本当に人それぞれです。 感度とは打たれ弱さであり、脆弱性であり、よく言えば危機察知能力です。 感度に関して、客観的な正解も指標も理想もありません。 つまりどれくらい敏感だと良いというのはありません。 「あいつは鈍感だ」と言っても、もっと敏感な人から見ればあなたも鈍感です。 その人の感度の程度は生まれついたもの だと私は思っています。 多くの場合、最初の内は諸々の悪習慣によってその感度が曇っています。 私も昔はマクドナルドを食べられました。 ヒーリングを始めとして何らかの働きかけを続けるようによって、だんだんその人の持ち前の感度が明らかになってくるのです。 その感度より高まることはないでしょうし、その必要もありません。 無理をすると必ず不調和を来たします。 自分がどれくらいまで敏感で、鈍感かということを知ることは、自分に対する理解を深めることでもあります。 一般的な分類もあります。 私のブログに興味を持つような人は敏感傾向です。 つまり諸々の外的要因に対して打たれ弱いということです。 強くなる必要はありません。 なぜならその打たれ弱さがあなたのエネルギーの一部だからで、それは先天的な性質だからです。 打たれ弱い人は強くなることによって世の中に応じていくのではなく、身のこなしを軽くすることによって生きていくことが出来ると思います。 柔よく剛を制すというところでしょうか。 ではそれはどのようにして可能になるのか? 呼吸だと思います。 自分の心の動きを日々知ること、そう努めることが、私たちにとってのより理想に近い在り方を示してくれるのです。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 8月20日(火)水瓶座満月ヒーリング 9月1日(日)☆アトリエこしき16周年 ☆ 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ通話も利用可) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://w

夏の暑さなるものは

「 先週の新月ヒーリングありがとうございました。 ヒーリングが深いところまで届くようになっているというお話はあったと思いますが、 それと暑さで疲れが出ているのとは、また別の話ですよね。 自分は特に暑さに弱いのかと思っていましたが、河邊さんのお話伺っていると、自覚の有無は別として、体にはダメージなんだなと思うようになりました。」 後半の方から先にお話すると、自覚の有無とは別に体はダメージに晒されています。 例えば諸々の添加物なんかもそうです。 体に悪いのですが、「え?何か問題ですか」と言う人の方が多いのは、自覚がないということです。 でもそういうことは「何か」に限ったことではないんですね。 酒に煙草に電磁波に紫外線に静電気に化学調味料に… はたまたブルーライトや合わない靴やbluetoothデバイスや合成洗剤と、とにかく言い出せばきりがないです。 つまりこれは自分がそれを有害だと認知し、生理的に反応するかどうかにかかっているのです。 で、ここからは人それぞれ意見の分かれるところですが、 1.だから身を守ろうと考える人、 2.だからいいでしょ気にしなくてと考える人、 3.程々に受け入れてメンテナンスに勤しみましょうと考える人、 理解度チェック。 カワベさんは何番でしょう? 3番です。 そして皆様にも3番の態度をお勧めしています。 なぜならそれが一番合理的で健全だと思えるからです。 夏の暑さに関して言うと 1だと、こてこてに身を守らないといけません。 2だと、そんなもん気にするなと言って熱射病で倒れます。 消去法で3番だと思うのです。 「暑いから、それなりに休みましょう」ですね。 言ってみると凄く当たり前なのですが。 しかしこの考えを広げていくと、色々なことに対して受け止め方が楽になり、また解決の仕方も見えてくると思います。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 8月20日(火)水瓶座満月ヒーリング 9月1日(日)☆アトリエこしき16周年 ☆ 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ通話も利用可) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkos

世間話

先日、息子のまどかに、恐竜絶滅についての説明をしました。 子「火山が噴火して、恐竜はみんな死んじゃったんだよね」 父「それもある。でもそれだけではないよ。星が降ってきたんだ。すごく大きな星だぞ」 子「それが恐竜にずぶがって(*ぶつかって)、死んじゃったんだね」 父「ぶつかって死んだのもいるかもしれない。でもほとんどの恐竜はぶつかって死んだのではないんだ」 子「どういうこと」 父「例えば、大きな石を土の上に落としてごらん。どうなる」 子「痛い」 父「痛いね。そして土はどうなる」 子「ぶわって、上がる」 父「そうだろう。まあちゃんが持てるくらいの大きな石を落としても土が舞い上がるだろう。じゃあ滅茶苦茶でかい星が落ちてきたら土はどうなる」 子「ぶわーーーって上がる」 父「そうだ。そして空を覆ってしまった。すると空はどんなふうに見える」 子「暗い」 父「暗いと植物はどうなる」 子「枯れる」 父「それに、日が当たらないから寒い。寒いと植物は育たない。そして植物が枯れてしまうと、植物を食べる恐竜は…」 子「草食恐竜だね」 父「そうだ、草食恐竜はどうなる」 子「おなかがすいたよーってなる」 父「そして死んでしまうんだ。それに寒い。では、すると草食恐竜を食べる肉食恐竜はどうなる」 …略… 子「まあちゃんたちが生まれる前に、恐竜は生きていたんだよね」 父「そうらしい。でもそう考えない人もいる。というのはそれにしては色々な国の昔話に恐竜が出てくるからなんだ」 4歳児の知性は充分に驚嘆に値するものです。 以上の話を全て理解しました。 この親父はなかなか教え方が上手いと思ってくれたのか「おとうちゃん、今度どうして季節が変わるのか教えて」と、彼を家に送る道中で言われました。 そこで、父はどのようにその説明をしたものかと、思いを巡らせることにしました。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 8月20日(火)水瓶座満月ヒーリング 9月1日(日)☆アトリエこしき16周年 ☆ 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ通話も利用可) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelier

山羊座満月

山羊座の満月です。  最近書いたことですが、時間の中で育む、というのは人間体験としてとても大切なことではないでしょうか。 途中では勿論浮き沈みがあり、やる気が湧いたり辞めたくなったり。 どうしてこんなことをやっているんだろうと思ったり、やらねばいかんと思ったり。 その時々で、特にエネルギーが弱くなっている時には、私たちは色々な言い訳や理論を思いつくものです。 「まあ、と言っても年だし」 「出来なくても、別にね」 「私には向いてないから」 などなど。 私はそれほど精神的に強くない人間なので、ここで踏みこらえるというのが余り得意ではありません。 しかし近年分かったのですが、そんな人間でも、続けてさえいればだんだん鍾乳石が大きくなっていくように成長していくんですね。 この比喩で大事な所は、鍾乳石が大きくなっていく所をリアルタイムで見るなんてことは、絶対に出来ないということです。 気付いたら大きくなっていたのです。 こういうことを山羊座の心は示しているのではないかと思います。 とりあえず、時間の中に置いておきなさい、と。 なぜなら能力の成長も縁の発展も、水面下、意識下において続行しているからです。 意識とは関係なく、です。 今日は1年前の、3年前の自分と比べて何が積み上がったか、振り返ってみれはいかがでしょうか。 時の力の何たるかが分かるでしょう。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 7月21日(日)山羊座満月ヒーリング 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ通話も利用可) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

首を緩め、その後

「本日遠隔でヒーリングをお願いできたら幸いです。 夫の風邪が移ったのか、風邪をひいてしまいました。 症状は喉の痛み、鼻水、怠さ、いずれにしても軽いのですが…仕事家事諸々がずっと忙しく、中々休めないでおりました。」 ということでヒーリングをさせて頂きました。 風邪の時はほぼ必ずなのですが、遠隔視において、首の気が詰まっています。 そこでまずはそこを緩めるのです。 するとだんだん流れ出します。 本来の気の流れが。 今日はこのプロセスを説明しようと思います。 ヒーリングは目に見えませんので、掴みどころがないように思えますが、実は気の流れにはいくらか法則があるように見えます。 首の締りはだいたい蛇口と思って頂くと良いです。 ヒーリングで首の締りを緩めるということは、そこから二次発生的に、全身に気が回り始めることを意味します。 一瞬にして全身が改まるのではなく、首という蛇口をひねるというか、水門を開かないことには、何も動かないのです。 首が詰まった/締まった状態で、首から下だけ面倒を見ても、本質的な変化は得られないか、またはごく短期の内に消失する効果しか得られないのです。 そして首が緩んで気が流れ、体を巡っていくということは、そこに時差が生じることも意味しています。 そのため、私は遠隔ヒーリングの時、しばしば「また明日様子を見ます」というのです。 というのは首を緩めること自体はその時その場で出来ても、そのあと、気がどういう速度で、順序で体を回っていくかは私が立ち入れるところではないからです。 気は川のように、またはもう少し俗っぽく言うと水道管のように手順に従って流れていきます。 そういうわけで2日3日かかることもあるわけです。 Yさんのご状態は翌日、改善していましたが、まだ残るものがありそうでした。 3日目には楽になるのではないかと現時点で予想しています。 明日は山羊座の満月です。 対面遠隔共にお申し込みをお待ちしております。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 7月20日(土)9−10時、瞑想会。オンラインのみ。参加費1000円 7月21日(日)山羊座満月ヒーリング 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ

80:20

皆様は「80:20の法則」を知っていますか? これは経験的に観察されるパターンで、例えば以下のようなものです。 80%の努力が20%の成果を生む 80%の顧客が20%の収益を生む 逆に、 20%の努力が80%の成果を生む 20%の顧客が80%の収益を生む というような反転です。 だから最大の成果を出すためには的確に的を絞ることが大切になってきます。 と言ってもここでは経営に関する話をしたいのではありません。 人生のあらゆる部分にこれは当て嵌まるということです。 人生が行き詰まっていると感じる時、性懲りもなく同じ80%にエネルギーを投入し続けているということがあります。 そのため20%の成果しか得られていないのです。 逆に20%の部分に取り組むと、魔法のようにあっさりと80%の扉が開くということがあります。 数字をいったん忘れて「大きい/小さい」で考えてみましょう。 例えば私は先日グランドピアノを弾きました。 一度きりで、これは「小さな体験」です。 でも、その一回で、自宅で電子ピアノを弾く時の態度が変わりました。 「大きな変化」が起きたのです。 また私はこのように日本語で沢山毎日書いたり話たりしています。 生活の中で英語の占める領域は「小さい」です。 しかし英語によって日々得ている成果は「大きい」です。 実際、英語を使わなければ会えなかった人とも会えたりしていますし、知り得なかった情報に触れたりもしています。 すでに「大きな」比重を占めている電子ピアノや日本語だけを続けても、得るものは「小さ」かったことでしょう。 こういうことがあります。 単純に、自分にとって新鮮だと思えることを試みてみると良いと思います。 すると、エネルギーが入れ替わるのを体験することが出来るでしょう。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 7月20日(土)9−10時、瞑想会。オンラインのみ。参加費1000円 7月21日(日)山羊座満月ヒーリング 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ通話も利用可) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microc

今を見るか、未来を見るか

自己肯定感/自己否定感というのは、かなりどっぷりと生活の中に染み込んでいます。 ということはつまり至る所に見直すべき点が見つかるということです。 例えば私の英語学習について言うと、日によって出来不出来に浮き沈みがあります。 実によく出来る日と、全然駄目な日があります。 ピアノについてもそうです。 しょうもないミスを繰り返す日と、快適に弾き通せる日があります。 私はこういう浮き沈みは無意識による一種の「計画」だと思います。 調子の良い時と悪い時を交互に体験させながら、心を導こうとしているのです。 で、私はある日、あまりにも英語が駄目な気がして、少し落ち込んでしまいました。 以前の自分なら、そこで落ち込んだままになるか、悪あがきをするか、そしてそれよりもっと以前の自分なら「これが自分の限界だ」と早々と諦めていたと思います。 でも今の私はそのように考えませんでした。 代わりにこう考えました。 「5年後には凄いことになっているに違いない」と。 それは楽観ではなく、当たり前の予測です。 一つのことを5年も続けていれば上達するに決まっています。 奇跡も才能も要らないのです。 この時私は「今、出来ない自分」ではなく「将来、出来るようになっている自分」に目を向けていました。 「そんな将来に備えて、諦めずに続けることにしよう」と。 現在の不出来が全く気にならなくなりました。 こういうことが自己肯定感に繋がっているのではないかなと思います。 皆様の人格も人生も、放っておいても時の中で勝手に成長します。 時の力を信じて、現在であれ、未来であれ、良い現象の生起に目を向けるとしましょう。 すると、見通しが明るくなります。 20日に瞑想会がありますが、ご参加いかがでしょうか。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 7月20日(土)9−10時、瞑想会。オンラインのみ。参加費1000円 7月21日(日)山羊座満月ヒーリング 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ通話も利用可) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healin

自律神経失調症4

Kさんにヒーリングさせて頂いた結果、  「おはようございます。 今朝は緊張がゆるんでとても眠たいです。 それから、『できるだけ何かしないと損』のようなソワソワ感が無くなり、『まあ、色々あるけどゆっくりしようじゃないか』といった感じになっております。」 この焦りこそが、自律神経失調症の根本的な原因ではないかと思います。 身に覚えがあります。 「何かしないと損」は、もう本当に。 しかし経験から、このような焦りは根絶は出来ないものの、軽減していくことが出来ると信じています。 本当に、かつて私は焦りの塊でした。 そして焦っていることに気付いていませんでした。 「のんびり生きていたつもりでもずいぶんと落ち着かなさを感じていたようです。知らないうちにそうなってしまっているということが怖いなと思いました。 自分では平穏に過ごせていると思っていたのですが、存外そうでもなかった、むしろ結構悪くなっておりましたね。 そこに気づかせて引き上げていただき、ありがとうございました。」 これも本当に身に覚えのあることなのですが、私はヒーラー/カウンセラーをしていますし、また何となくそういう印象を醸しているので、落ち着いているように人から見られます…が、惨めなほど内面は落ち着いてはいませんでした。 最近、やっとましになってきました。 本当に内も外も平穏を得るというのは難しいことです。 何に対して落ち着いていないのかと言うと、「こんな自分では駄目だ」というようなことかもしれません。 後ろから急き立てられているような気がするのです。 とにかく「駄目」が出発点にある。 つまり自己否定ということです。 その傾向は幼少期に始まったはず。 少なくとも、その種があったに違いありません。 ではどうしたら自己肯定を今日から始めていけるのか、明日考えてみることにしましょう。 ポッドキャストを更新しました。 https://podcasters.spotify.com/pod/show/6co0sj2fvo8/episodes/ep-e2m38lr 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 7月20日(土)9−10時、瞑想会。オンラインのみ。参加費1000円 7月21日(日)山羊座満月ヒーリング 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 100

自律神経失調症3

現状のストレスについ目が行きがちなのですが、そこに注目するのは得策ではないと思います。 勿論、減らせるストレスは減らしたら良いし、そうして状況を改善していくことも出来ますが、「現在の問題は現在だけから来ている」と考えると、いつまでも経っても状況を改善することが出来ません。 現在の問題は過去から来ていることがほとんどです。 Kさんは私のアドバイスに対して、 「なるほど、過去のストレスですか。 確かに、積み重ねでそうなっているわけでしょうから、そこを見る必要がありそうですね。 今のストレスは減らさないで良いというのは、これまで耳にしなかった発想です。 このお話をもとに、色々考えてみます。」 ストレスのパターンを詳しく検分すると「今に始まったことではない」ということが必ず分かるはずです。 遡れば子供の頃から、似たようなストレスに晒され続けていたはずです。 これは轍(わだち)のようなもので、同じ溝がある限り、そこに車輪が嵌まるようになっているのです。 ではそれをどうやって変えていく、という話の前に、私自身が自律神経失調症だったと思うので、私のケースを簡単にお話しましょう。 私はこの手のことで医者を頼らないので自己診断でしかないのですが、だいたい次のような症状がありました。 ・睡眠障害(眠れない/入眠時に頭の中で轟音がする/入眠時に全身が虫の這うような不快感を覚える) ・気候に関係なくランダムに発生する激しい寝汗 ・重度かつ長期的な下痢 と言ったところです。 そしてそれと関係していたのに違いないのが、 ・過度の被害者意識、自己否定、自己禁止、悲観 ・生活の規律の不足 ・全身の筋肉の緊張 ・姿勢の悪さ、言葉の悪さ だったと思います。 「何をどうしたら楽になる/治る」の前に、「何が何と繋がっているか」を窺い知ることが大事です。 まずは観察、そして把握ですね。 回り道のようですが、それが一番良い方法だと思います。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 7月20日(土)9−10時、瞑想会。オンラインのみ。参加費1000円 7月21日(日)山羊座満月ヒーリング 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ通話も利用可) ヒー

自律神経失調症2

ヒーリングの結果、  「ざわざわとした思考が落ち着いてきました。 昼ごろまでは正常な考え方ではなかった、と感じます」 異常な時の最たる状況は、正常だと思っている、ということです。 だから気付くのが難しいものです。 でも、Kさんはご自分でどうにか気付くことが出来たので、良かったと思います。 さて、Kさんは自律神経失調症とのことで、こうお尋ねでした。 「カワベさんは、自律神経失調症についてどのようなお考えをお持ちでしょうか? 医学的には私は自律神経失調症なのでしょうが、これが長年続いております。 主にストレスが原因らしいですが、そもそも敏感体質なので、ストレスを減らせと言われても難しいなと思います。 また違った見方ができたら症状の捉え方や関わりかたが変わるかと思いまして。」 私はこうお答えしました。 「自律神経失調症は長い時間の中で改善されます。 これは私自身の経験から言えることです。 ストレスを減らせというのは助言としては間違いですね。 なぜなら「減らせる」ということは対象が現状のストレスであることを意味しますが、自律神経失調症の原因は現在ではなく過去のストレスだからです。」 更に、 「逆に、現状のストレスを減らすことは考えなくて良いと思います。 そのことを考える迷路に嵌まるので。 これについては後日ブログで説明を試みることにしますので参考にして下さい」 というわけでこの記事を書いております。 現状のストレスについては気にしない方が良いのです。 なぜならそのことを考え出すと、不快な現実ばかりが目に付き、思考が否定的になりがちだからです。 「ああ、またストレスだ」「このストレスこそ悪者なんだ」というように。 でも実際にはストレスのない人生はあり得ないのです。 現状のストレスが何か問題を作り出していると考え始めると、泥沼に嵌ります。 それよりも、 「このように在って当たり前のストレスに打たれ弱い自分はどうして始まったのだろう。どうしたら変えていくことが出来るだろう」 と、正しく的を捉える方が建設的だと思います。 目先を変えてみて下さい。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 7月20日(土)9−10時、瞑想会。オンラインのみ。参加費1000円 7月21日(日)山羊座満月ヒーリング 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 

自律神経失調症1

Kさんから遠隔ヒーリングのご依頼。 状況はと言うと、 「ほんの少しの時間も、誰にも会いたくないと思った時点でかなり疲れきっているのだと気づいてしまいました」 肉体的症状は、精神的状態の反映としてあります。 普通、多くの人は、体が不調を来たしてから動き出しますが、それでは遅いです。 Kさんのように、気持ちの動きを感じ取って対処されるのが賢明だと思います。 誰にも会いたくないというのは、アストラル体が疲れ切っているということです。 自分を守るために、引きこもる必要があるのです。 ですから感情体験としては不快でしょうが、疲れたことによって引きこもりたいと感じるようになったのは、正常な防衛反応です。 「引きこもる」というと、上記のような短期的な欲求と、それがこじれて長引いている持続的な常態とがあります。 勿論、引きこもり即悪ではなく、純然たる個性である場合と、病んでいる場合の二つがあります。 Kさんは 「引きこもり願望があるのに対人の仕事をしている私。日々人生のままならなさを感じております」 いずれの形の引きこもり願望であるにせよ、こう考えるのが良いと思います。 「だから」引きこもれない人生を送っているのだ、と。 「なのに」ではなく、ですね。 いつも言うことですが、「ゆらぎ」こそが生きている真価です。 私たちは安定を求めますが、安定は実はエネルギー的な死なのです。 「引きこもりたいのに引きこもれない」時、そこにエネルギーの撹拌が生じて、私たちに生きる力を与えています。 葛藤は良いものです。 喩えて言うなら…タイヤは後ろ向きに回転するから、車は前に進んでいくでしょう。 反転、逆転は現象が生起し持続するためにどうしても必要なのです。 まずは、そういう見方をしてみて下さい。 明日、更に話を続けます。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 7月20日(土)9−10時、瞑想会。オンラインのみ。参加費1000円 7月21日(日)山羊座満月ヒーリング 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ通話も利用可) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki

夢2

人生は自己実現の旅です。 自己実現は願望実現や欲求実現とは別のものです。誤解なきよう。 自己実現とは、「成り得る自分になる」という意味で、自分の潜在性と可能性を人生において可能な限り発揮するということです。 「成り得る自分」というのは、成ってみるまで分かりません。 しかし無意識は何らかの形で道を示します。 その一つが夢なのです。 他の一つは他人の言葉です。 無意識というのは直接にそのまま意識には上がって来にくいものなので、「夢」や「他人の言葉」という迂回路を取るのです。 私がそもそもピアノを始めたきっかけは「ピアノ、弾いてそう。すごく上手そう」とある方から言われたことです。 その方は何の気無しに言ったはずですが、「そうなんだ、そんなふうに見えるんだ」と思い、その姿に近付いていこうと思いました。 しばしば、自分の「成り得る姿」は、自分自身より他人の方がはるかに見えています。 振り返ってみると、ピアノを始めて本当に良かったと思っています。 どこまでも、ただの趣味です。 しかしピアノを介さなかったら入っていけなかったであろう内面世界に入っていくことが出来ました。 こういうことを先んじて「あなたはピアノを弾くことによってこれこれの成果を得る」と言われても、やらなかったと思います。 そういうことは、やはり後で分かるのが自然だし、良いことです。 始まりのきっかけは本当に当たり障りのない、方向を示されているとも気付きづらい小さなヒントです。 それが発展して、やがて夢に表れ、また新しい現実を作っていきます。 このようなことが今すぐの成果を生むことはありません。 でも10年後20年後の自分を考えてみて下さい。 後で振り返って「あの時始めて良かった」と思えることは、今始めるのがきっと良いのです。 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 7月20日(土)9−10時、瞑想会。オンラインのみ。参加費1000円 7月21日(日)山羊座満月ヒーリング 8月4日(日)獅子座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 、ビデオ通話も利用可) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②mic

夢1

皆様はどんな夢を見ていますか? 睡眠時の夢です。 最近私は次のような夢を見ました。 夢の中で、私は音域の狭い電子ピアノを弾いていたのですが、どうしてもそれでは充分な演奏が出来ません。 同じ部屋にグランドピアノがあったのですが、躊躇して弾けない、というものでした。 ピアノを始めて3年になるのですが、ついにグランドピアノが出たか、とまず思いました。 夢は無意識の発露であり、無意識の成長の進捗や葛藤をしばしば描き出します。 私はこの夢を、自分のピアノ演奏は成長してきて、現状では物足りず、より大きな器を求め始めている、と解釈しました。 そこで近所にグランドピアノを借りられるスタジオを探して、行ってきました。 こうして「グランドピアノなんて畏れ多くて弾けない自分」を「グランドピアノを弾いたことのある自分」に塗り替えていく端緒を得ることが出来たと思います。 勿論、弾くことそのものも、楽しかったです。 直面することが恐ろしいまたはためらわれる状況で、私たちは夢を強制終了させます。 恐怖の瞬間に目が覚めたりするのはそのためです。 それは自分の体験や認識の限界を示すもので、結論から言えば、 乗り越えて「その先」を見ることが望ましいです。 それによって、自分の心を拡張していくことが出来るからです。 私の場合、グランドピアノに対して「私なんて」という抵抗がありました。 その根っこを辿ると、ピアノに限らず全般に、自分の中に引け目や劣等感があるからなのだと思います。 そういった感情を頑張って心の中でだけ塗り替えていくのも良いのですが、経験から言うと、とても難しいことです。 「出来ちゃった」という現実体験を数多く重ねていく方が、無意識に変化を加えていくにはより効果的ということもあります。 今回はたまたま、すぐに現実に移せる夢だったのでそうしてみました。 これがどんな変化を生み出すのか? もちろん、今日明日に分かることではありません。 ずっと先で、いつか、結実するものだと思います。 無意識はそのように生成と変化を繰り返しながら、現実を作り出していくものなので。 よろしければその時の演奏をお聴き下さい。 https://www.instagram.com/p/C86QtmHPTM1/?img_index=1 今日もお読み下さりありがとうございました。 【スケジュール】 7月20日(土)9−10時、