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267 コーチングの方法と目処3

私は、人生はゲームのようなものだ、と時々言いますが、 人生を軽く見てそう言っているのではありません。 「そうか、これ(内)とこれ(外)が繋がっているのか」 と分かり、主体的に変化を加えていくことが出来る面白さは 実際にゲームのようなものなのです。 何で読んだか忘れましたが、 「人間の心は、状況に対して自分が働きかけることが出来ることに 喜びを覚えるように出来ている」と。 逆にそれが出来ないと、 「なんだかよく分からない嫌なことがやってきて、 また嫌な気持ちにさせられた」 と言って一生が過ぎていきます。 勿体ないことです。 人生の問題も限界も、出鱈目には起きません。 心の内面に、ちゃんと符合する問題と限界があるのです。 コーチングでは、この因果関係を解き明かします。 自分自身に変化の最初の第一歩を踏ませることは1年で必ず出来ますが、 それをしなければ10年後も20年後も 同じ問題と限界に取り囲まれたままになります。 この1年で変わるか、10年後20年後も変わらないままでいるか、 ということですね。 人生はもっと良いものにできます。 その伸び代を一緒に埋めていきませんか。

266 コーチングの方法と目処2

「コーチングは1年を目処に」と昨日お話しました。 もちろん、心の成長は一生涯続きます。 でも1年もかければ必ず変化をご実感になれることをお約束します。 変化は心の内面と現実の両方に起きます。 なぜなら両者は鏡写しになっているからです。 現状の問題も限界も、思考回路=固定観念がこしらえたものです。 私はこれまで17年間ずっと、ヒーリングでもカウンセリングでも同様に、 「また必要が生じたら、いつでもどうぞ」 という態度でした。 しかし先日Aさんに 「カワベさんは相手の自主性を尊重するから、 次回も必ず、とは言わない。 でも、次回も必ず、と言ってあげることで 成長の機会を与えることができる、 とも言えると思いますよ」 と助言され、確かにその通りだと思いました。 自分の状況や性質を標準値にしてはいけないですね。 私は皆様よりも時間がありますし、 何よりこれを仕事にしています。 ですから自分自身の学びや癒やしについて考え続けることが出来ます。 でもそれは誰にでも出来ることではないですよね。 だからこそ、私がただ 「あなたも私みたいにやればいいですよ。 お好きな時に、その気になれば」 と言うのは、実は助けの機会を流れ去るに任せていると言い得る、 ということに気付きました。 そこで皆様に、是非この1年で根本的な変化を体験してみましょう、 とお伝えしたいと思います。 是非頼って下さい。

265 コーチングの方法と目処

コーチングの方法や取り組み方について説明しては? とSさんからご提案頂きました。 「カワベさんからのコーチング…というと、 皆さんかなり厳しいものをイメージしてしまうのではないでしょうか」と。 問題の本質に切り込むことは常に厳しいものになるので、 「クライアントの語るに任せ、ただ聞き役に徹する」 という一般的なカウンセリングのイメージに比べると、 私の方法は確かに厳しいと言えると思います。 しかし見返りはとても大きいです。 その見返りについては明日お話します。 また、新たに始めたこのコーチングという取り組みでは、 「そんなに厳しくない(当社比)」 を目標にしています。 というのは、自分自身の経験から言えるのですが、 脳の動き方、つまり思考回路が変化するには時間がかかります。 時間がかかるということは、 それに合わせてゆっくり進んだ方が効率的です。 一期一会の機会でしたら、私は一度で全部伝えきろうとします。 でもコーチングは1年くらいをおおよその目処にしたいと考えているので (必ず1年で成果が出るはずです)、 ゆっくり脳の変化に足並みを合わせて進めていこうと思います。 この一年間を、ご自身への自己投資期間と考えてみませんか? お申し込み、お問い合わせともにお待ちしています。

264 コーチング/自己啓発レッスン まとめ

人生のさまざまな問題は、固定観念から作り出されます。 例えば… 1.Xさんの固定観念は「本心を語るなんて許されるはずがない」というものでした。 2.そのことについて「それは臆病だ」と他人から指摘されるとXさんは逆上することを家族や友人は知っているので、言いませんでした。 3.この固定観念から、家族や仕事など複数の人間関係で同じパターンの問題が作り出されました。Xさんが本心を語らないので、Xさんのしたいことや嫌いなことが他の人には分からず、結果、Xさんはいつも人間関係で自分は損をしていると感じていました。 4.環境や他人のせいにして来たけれど、実は自分が臆病だっただけだと認めることは、Xさんには苦しいものでした。しかし認めたことで、今後は本心を隠さず伝えていこうと思いました。 5.するとXさんの人間関係は同時的に改善していきました。自分の言動を改める以外のことはほとんど何もする必要がありませんでした。 人生の問題は人それぞれなのですが、 実はほとんどの場合、単純な一つのパターンが働いています。 上述の短いストーリーは、以下のように還元できます。 1.誰の意識にも無自覚の固定観念があり、それは性格の一部になっている 2. 固定観念はプライドによって強力なバリアが張られているため、他人からの指摘から守られ続けてきた(=だから気付かない) 3. 人生の問題のいくつかは、同じ一つの固定観念を種にしている 4. 固定観念を認める時には必ず感情の痛みを伴うが、認識することによって自分自身の無自覚の言動に改善すべき点が見つかる 5. 無自覚の言動を修正すると、同時的に、現実の問題が解決する 認識されない固定観念というのは、数値化されない排ガス量のようなもので、 どんなに他の性能において良い車(=良い人)であっても、 排ガスの抑制を上手く出来なければ、 全体としては良い車にはなれません。 良い人生は送れません。 逆に、そこを上手く抑えることが出来ると、 短所の作り出す問題を避け、 長所の作り出す恩恵を受けることが出来るようになります。 以上の考えに基づき、コーチング/自己啓発レッスンを行っております。 是非お求め下さい。

263 コーチング/自己啓発レッスン3

自分自身の固定観念を指摘してくれる人はいません。 理由は二つあります。 一つは、他人の固定観念を認識し、言語化する能力を持っている人は そもそも多くありません。 もう一つは、見抜き、言語化する能力があったとしても、 人生観の中核を為す固定観念は相手のプライドに関わる問題なので、 それを指摘することを普通、人は避けるのです (それをすると、だいたいその人間関係は終わります)。 というわけで、見抜き、言語化することを仕事と割り切っている人間だけが、 それを出来る訳です。 認識されない固定観念というのは、数値化されない排ガス量のようなもので、 どんなに他の性能において良い車(=良い人)であっても、 排ガスの抑制を上手く出来なければ、 全体としては良い車にはなれません。 逆に、そこを上手く抑えることが出来ると、 短所の作り出す問題を避け、 長所の作り出す恩恵を受けることが出来るようになるのです。 そういうことをコーチング/自己啓発レッスンではお教えしています。

262 コーチング/自己啓発レッスン2

今日は蟹座新月です。 夏至からすぐですが、 ヒーリングをよろしければ是非受けて下さい。 ・・・・・・ コーチング/自己啓発レッスンの説明を少しずつ追加していきたいと思います。 人生の問題は千差万別ながら、実は単純な一つのパターンが働いています。 それは ・誰の意識にも無自覚の固定観念があり、それは性格の一部になっている ・固定観念はプライドによって強力なバリアが張られているため、他人からの指摘から守られ続けてきた(=だから気付かない) ・人生の問題のいくつかは、同じ一つの固定観念を種にしている ・固定観念を認める時には必ず感情の痛みを伴うが、認識することによって自分自身の無自覚の言動に改善すべき点が見つかる ・無自覚の言動を修正すると、同時的に、現実の問題が解決する という手順です。 特に難しいのは 「固定観念を認める時には必ず感情の痛みを伴うが、認識することによって…」の箇所。 多くの人は、自分の人格の宿命的な非を認めたがりません。 なぜなら「固定観念はプライドによって強力なバリアが張られている」からです。 でも、このブログの読者であるあなたは、きっとその痛みに耐え、成長することが出来るでしょう。 成長変化のチャンスは眼の前にあります。 いかがでしょうか。 ・・・・・・ ご質問を頂きました。 Q コーチング費用も、お布施制なんですか? A そうです。 Q オンラインでするのか、LINEやり取り上でするのか? A LINEのビデオ通話またはzoomを使います。 Q オンラインの場合の所要時間は、大体どのくらいですか? A 1時間です。 Q 新月・満月ヒーリングの、どちらか片方を(ヒーリングの代わりに)コーチングを受けるシステムかと勝手に思ってました😅 A それでも良いですし、そうじゃなくても良いです。

261 蟹座新月のメッセージ

久しぶりに、新月のメッセージです。 昨晩は珍しく夜の川べりを歩いていましたら、 まとまったメッセージが湧いてきました。 自分が明るいエネルギーを発することは ただ自分一人の身に留まることではなく、 周囲の人に伝わっていきます。 クリスチャンの渡辺和子さんは書きました。 「キャンドルが灯されるごとに、その部屋はどんどん明るくなっていきます。 私のキャンドルの灯を隣の人に差し上げても、 私の灯が弱くなったり減ったりすることはありません」 相手を変える、 世の中を変える、 その方が確かに思えます。 手っ取り早く思えます。 一方、私一人が明るいエネルギーを発した所で そんなことは大したことではないように思えます。 それで相手が変わる保証はないように思えるし、 実際、何も変わりゃしないじゃないか、 としか思えないこともあります。 でも、変わるのです。 というか、そう信じることで、 変わります。 「皆のために、まずは私から明るくなる」 これが蟹座の愛の心かと思います。 明日は蟹座新月です。 ヒーリングを、よろしければ是非お受けになって下さい。 コーチングも!

260 コーチング/自己啓発レッスン

先日、初のコーチング/自己啓発レッスンでした。 (どちらの呼び名の方が良いでしょう?) 前にもお話したように、 カウンセリングとは質的に異なるものが想定されます。 カウンセリングの動機は「問題が起きたら」なのですが、 コーチング/自己啓発レッスンの動機は「問題はないにもかかわらず」です。 なぜか? そもそも問題があることを、私たちは多くの場合、認識していないからです。 そして実は、「認識できている問題」は些末で、 「認識できていない問題」こそ、本質的です。 Aさんには初回からグサリと深い所に切り込みました。 それは誰からも指摘されなかった言葉、 しかし言われてみたら大いに心当たりのある言葉、 そして受け入れる必要のある言葉でした。 自分のいわばカルマを知り、傷つくことは、 目覚めのために不可欠です。 そこから、魂の回復が始まります。 「ヒーリングと昨日のコーチングを、ありがとうございました。 昨日は自分がほとほと嫌になり、落ち込みましたが、 今日はそれはなく、自分を冷静に分析していこうと感じています」 皆様も是非、コーチング/自己啓発レッスンをお求め下さい。 人生が変わりますから。 https://atelierkoshiki.blogspot.com/2025/06/blog-post_13.html ・・・・・・・ すぐまたですが、明後日は蟹座新月です。 ヒーリングを、よろしければ是非お受けになって下さい。 ・・・・・・・・・・・ また最近、ブログを手短にしたこともあり、Threadsの方に転載するようにしました。 https://www.threads.com/@kawabemasanori.ojiji もしよろしければ、こちらの方もフォローと、できればリポストなどして応援して頂けますと幸いです。

259 昨日の夏至

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昨日、個別のメッセージで皆様に夏至の瞑想のお勧めをしました。 漏れなくお伝えしたつもりですが、もし漏れがありましたら申し訳ありません。 その場合は本日でも是非。 こういったことはそこまで厳密な話ではありませんので。 今年の夏至が特別だというお話を聞いたのは、 夏至の前日でした。 ある方が、たまたま件の動画を教えてくれたのです。 (これも多分、お伝えしましたよね?) へえ、と思って途中まで観たのですが、 夜には深く降りていく感覚があり、 当日の朝、あるお客様がヒーリングのご用命と共に 「気になる症状は特にはないですが、 この度の夏至は何か気になっております。 なぜだろう、、 よろしくお願いいたします。」 とのことで、 これは神の念押しだな、と判断しました。 そこで皆様にお伝えしたというわけです。 皆様は何を思って、あるいは願って、瞑想しましたか? 私は、自分がこの世界に対して出来る最善の貢献をしたい、 という思いを念頭に瞑想しました。 最近、この思いに向かって毎日慌ただしく出来事と考えが去来しており、 そのことしか頭にありませんでした。 夏至前日は、 アンパンマンの、 「ぼくが きみを たすけるから」 https://www.youtube.com/watch?v=NukohjZ8JPs という劇中歌が、ずっと頭の中で鳴っていました(うろ覚えで、間違いです)。 その夜、これは神のことだ、と分かりました。 「助けて下さい」と言うと、 窮地に追いやられている人の悲痛な訴えをまず連想します。 でも、それだけではないですよね。 「私は人の役に立ちたい。その働きを助けて下さい」 も、あり得る訳です。 この意味で、私は自分のためにではなく、もっと大きな何かのために 「神に助けてほしい」 と、夏至の前夜、生まれて初めて思いました。 夏至の日に向けて、そういう追い込みがあったのも神の采配。 生まれ変わったつもりで生きたいと思います。

258 読者からのお便り

今日は夏至です。 ヒーリングを、よろしければ是非。 ・・・・・・・ 読者からのお便りをご紹介します。 「こんにちは。 本日ふと気づきがありましたのでシェアさせてください。/ (「/」=中略) 彼女(友人)はご自身の息子さんがアスペルガーと自閉症気味ということで、 数多くを経験し、学び、自分の体験から物事を見ています。/ それは人間であればそうなると思います。/ その体験はリアルで、目の前で起きたことだから疑いようがない/ それは、それ以外の目線を持つことを、奪うことでもある。 私もそれと同じことを知らず知らずのうちにやっているなと思いました。 毒親体験が自分にとってリアルであるから、 その体験をどこかでベースにして、 人からの悩みを聞いたり、想像したりしている。 そこに目線を引き寄せてしまうのです。 ただ、河邊さんはそれが、ないんです。(←よくぞ気付かれました。) 相談相手の問題を、 そのままニュートラルな位置から見つめて、 そこに対してニュートラルに助言されている。 改めて、すごいと思いました。 そういうことが人間はできるんだと、 見本を見させていただいていると思います。 そして、「自分の体験のリアル」にハマってしまってはいけないと思いました。 毒親を経験したことがない人が、 毒親を想像できないのと同じように、 私も毒親を経験しているから、 そこからしか見えない世界観を持ちかねないと気づいたのです。 以前、河邊さんがおっしゃっていた、 相手「○○なんだよね」 私「そうなんだ」 と素直に反応する心というのは非常に高度であり、 でもできなくはないことなんだなと改めて思いました。 お読みいただきどうもありがとうございました。」 これは本当に素晴らしい気付きですよ。 また、長年自分が示してきた態度が深く伝わったことが分かり、 私は読んでとても嬉しくなりました。 ありがとうございました。

257 「どうせ構文」

投票に行っても「どうせ変わらない」。 確かにそれも一理あるかもしれません。 でも、政治のことよりまず自分のこととして 「どうせ構文」を使っている自分ってどうなのかな、 と思って下さいな。 「どうせ構文」は人生を台無しにするおまじないですから。 明後日はそれをやめるチャンスじゃないかな? ・・・・・・・ 明日は夏至です。 ヒーリングを、よろしければ是非。 先日お話した自己啓発レッスンも。

256 都議会選の件

民主主義を信頼していない人は 投票に行くことの意義を認めないかもしれないですが、 じゃあ、投票に行かないことには意義があるのか、 と言ったら、 ないでしょう。 だったら、行ったっていいでしょう。 それに、 投票に行かないことは、 「悪政を敷く政党にとって有利な棄権をする」 という、りっぱな投票行動なので、 どっちみち何らかの形では投票に関わることになるのです。 どうせ関わるんだから、 マシな関わり方をしようじゃありませんか。 ・・・・・・・ 明後日は夏至です。 ヒーリングを、よろしければ是非。

255 神様が見てる

「神様が見てる」と思えば、 すべきこととすべきじゃないことは 何となく自分で分かります。 あとはそれに従うだけでいい。 より良い自分になれます。

254 必要なものと欲しいもの

「必要なもの」は既に与えられているので、 その価値に気付くことができるかな? というゲームを私たちはしています。 「ほしいもの」を求めてもなかなか手に入らないのは、 そういう訳です。 手に入らなくていいんです。

253 無意識の働き

鳥は、 どんなに離れていても、 埋もれていても 餌を見つけて、すっと来る。 人間の無意識も、 どういうわけか自分に必要なものは、 どんなに離れていても、 埋もれていても、 見つけ出すことが出来る。 だからそこは信じたら良いと思います。

252 日当たり

春先に庭の木を剪定したら、 日当たりが良くなって、 その下で百合や紫陽花が去年よりも元気に育っている。 同じように、 エゴを剪定すると、 その下にほかほかと日が当たって 心がよく育つ。

251 美しさ

美しさが大事かな、と思います。 美しさの定義は勿論、人それぞれ。 自分の思い描く美しさを追求すると、だんだんより良い人間になれる気がします。

250 【要約】意識の目覚め

​最初に二つの質問をさせて下さい。 ​ Q1 あなたが今抱えている問題は何ですか? Q2 その問題に対応する、あなたの固定観念は何だと思いますか? ​ 二つ目の質問に答えられなかった方は、以下をお読み下さい。 ​ ​ 目次 ​​ 1 「意識の目覚め」とは? 2 「意識の目覚め」は、何のために必要なのか? 3 「意識の目覚め」が、何の役に立つのか? ​ ​ 1 「意識の目覚め」とは? 意識には、〈眠っている状態〉と〈目覚めている状態〉があります。 ​ 映画『マトリックス』を観たことがありますか? ほとんどの人は実は本当に生きているのではなく、眠っていて、夢を見ているのでした。 そしてそれが夢であることを知りません。 一部の人だけが、「これは夢だ」と気付き、本当の世界に移ろうとします。 これはよく出来たお話ではなく、まさに現実で起きていることなのです。 ​ 〈眠っている意識〉は、 ・自分が固定観念に囚われていること ・固定観念が人生の問題を作っていること を知りません。 ​ これに対して 〈目覚めている意識〉は、 ・自分が変わると状況が変わること ・自分は変わることが出来ること を知っています。 ​ ​私たちの気苦労の多くは、決して不変不動でも他人のせいでもありません。 自分自身の固定観念が作り出す幻なのです。 2 「意識の目覚め」は、何のために必要なのか? 結論から言うと、 意識の目覚めこそが、人生の目標だからです。 ​ というのは、誰の人生にも共通して 以下のパターンが繰り返し確認されます。 「意識の目覚め」レベルを、仮に数値化してみるとこうなります。 ​ 意識レベル1では、レベル1の問題に直面する。 意識レベルを2に上げると、レベル1の問題は解決される。 意識レベル2ではレベル2の問題に直面する。 意識レベルを3に上げると、レベル2の問題は解決される。 …以下続く 意識レベルを上げる方法は、ただ一つ。 そのレベルごとの固定観念を捨てていくことです。 そして実は、各レベルの問題は、そのための課題として計画的に起きているのです。 (計画しているのは、潜在意識です。) ​ 3 「意識の目覚め」が何の役に立つのか? 意識の目覚めは、幸福度に大きく影響します。 ですから、 「別に自分はそういう精神修行みたいなことをするつもりはない」 「幸せになりたいだけなんだ」 という人に...

249 意識の目覚め7

「意識の目覚め」を促す会話ということはこれまでもずっとやってきたことです。 しかし今までは 問題が起きたら→カウンセリング という形だけだったのに対し、 皆様にとってヒーリングがそうであるように、コーチングが平素の、周期的な体験になると良いと思います。 Aさんとは月に少なくとも二度はお会いしてお話していますが、そして10年以上にわたるとても長い付き合いなのですが、いまだに学ぶ所が尽きないと言って下さいます。 実際、本当にそのようであるらしいことを考慮に入れると、 気が向いたらコーチングを受ける、というのも良いと思いますが、月に一回や四半期に一回など、周期的、反復的に行うことをお勧めしたいと思います。 もちろん、これをハードルが高く感じられる方もいらっしゃるでしょうし、当たり前ですが無理強いはしません。 しかしこうして枠を設けますので、それによってより意識の目覚めへの積極的な働きかけが皆様にとって容易になればと期待します。 今後コーチングをしていきたいと思うようになったのは実は、何よりもまず自分のためで、「意識の目覚め」という話題に、私自身が触れ続けていたいと思うようになったからです。 ご興味を持たれた方は、ご検討ご相談頂ければと思います。 ところで『意識の目覚め』1〜7を要約してホームページに掲載したのですが、まさかのタイミングでホームページが使えなくなってしまいました。 でも、面倒なので当面復旧しません。 代わりに、ひとまず明日、要約をブログに載せます。

248 意識の目覚め6

今日11日は、射手座の満月です。 「意識の目覚め」を促すための方法は、具体的にどのようなものか? 私が一番多く会話をしている人はAさんで、次がSさんなのですが、やり取りの仕方はいつも同じです。 私たちは特に構えることなく自然と会話し、その中で私が、応じる形で考えを述べるのです。 するとAさんまたはSさんは「その考え方があったか」と気付きます。 これは「私のように考えなさい」「これが正しい」ということではなく、「あなたが世間から学んだ考え方とは別の、他の考え方がある」ことに気付かせることを目的としています。 Aさんはそのおかげで(と、ご自分で仰っていますが)、以前よりも柔軟な考え方が出来るようになりました。 それとよく言われるのが、「物事を判断するためのより本質的な視点を学んだ」ということです。 世間は物凄く妙な価値尺度を当てて現実を解釈しているので、そのせいで混乱していた考えが、今ではすっきり整理されて見えるようになった、とAさんは言います。 先日はYさんに、「お金はエネルギー0である」ことをお話し、包装紙の例を挙げました。 https://atelierkoshiki.blogspot.com/2025/05/blog-post_20.html Yさんははっとし、その次の機会にそれまでとは異なるお金の体験が出来た、ということはお話しました。 またNさんからは、カウンセリングという形でしたがお話したことを受け、 「今の自分が自分の本当の個性とはずれていて、長年経験してきた様々な不愉快な現実はそれを軌道修正することを教えてくれていたというのは、衝撃的で目が覚めました」 というご感想を頂きました。 思考回路、世界観、判断基準を整理することで、人生は今までよりもぐっとクリアなものになります。

247 意識の目覚め5

明日11日は、射手座の満月です。 1 「意識の目覚め」とは? 2 何のためにそれが必要なのか? 3 それが何の役に立つのか? 今日は 3 それが何の役に立つのか? の後半についてお話します。 人生の難しさはすなわち、謬見(びゅうけん)の強さです。 つまり、思い込み、決めつけ、こだわり、実相の拒絶、無知などです。 これをなくしていけばいくほど、人生はすっきりするのです。 健康にも寄与します。 なぜなら精神と肉体はつながっているからです。 経験的に、謬見の強い人の不調はなかなか改善されません。 だからこそ、ヒーリングでは動かせない問題を、私はカウンセリングで解決してきたわけです。 思考回路をすっきりさせることは、長期の健康に不可欠だと思います。 「意識の目覚め」というと非常に内面的で高尚で、またはふわふわとしたスピリチュアルのようなものを連想されると思うのですが、私はとても実際的で、実効性の高いものだと認識しています。 ヒーリングを受けているものの、なかなか根本的には身体の不調が改善されないと感じられている方に、お勧めしたいと思います。

246 意識の目覚め4

明後日11日は、射手座の満月です。 1 「意識の目覚め」とは? 2 何のためにそれが必要なのか? 3 それが何の役に立つのか? 今日は 3 それが何の役に立つのか? についてお話します。 別に自分は内的探求なんて極めるつもりはないし、現世利益と幸福実現だけが眼目なんだ、という人もいると思います。 それはそれで良いと思います。 でも、そうだとしても、意識の目覚めは現世的達成にも強く影響します。 また、人格を豊かにし、肉体を健康にし、知性を磨き、人生の荒波にうまく応じるためにも、意識の目覚めは非常に重要な働きをします。 はっきり言うと、世の中のほとんどの人は意識が催眠状態にあります。 「こう思え、こういうものだ」と言われた通りに、考え、生きているのです。 こういう人たちがどんなに世の中に振り回されるか、コロナの時に私たちはよく見て理解しました。 目覚めていない人たちは本当に哀れなほど取り乱していましたね。 それに対して目覚めていた人たちは比較的冷静を保つことが出来ました。 これと同じことが、人生のあらゆる項目において起きているのです。 今、簡単に「目覚めていない人たち」と「目覚めている人たち」と言いましたが、もちろん、現実はそのようなコントラストではなく、実際には幅広いグラデーションの間の何処かに全ての人は収まります。 はっきりとした境界線があるわけではなく、だんだん、より目覚めていく、という過程があるのです。

245 意識の目覚め3

1 「意識の目覚め」とは? 2 何のためにそれが必要なのか? 3 それが何の役に立つのか? 今日は 2 何のためにそれが必要なのか? です。 結論から言うと、意識の目覚めこそが、人生の目標らしいからです。 というのは、私の人生にも、他の人の人生にも、共通して以下のパターンが繰り返し確認されます。 A 今の自分のこだわりから、今の問題が生じる B そのこだわりを捨てると、その問題は解消される A' 残るこだわりから、次の問題が生じる B' そのこだわりを捨てると、その問題は解消される → このサイクルと、それに伴う成長が一生続く 以上の観察から、なるほど、こだわりを捨てることが人生の主要な作業であるらしい、ということが分かるのです。 逆に、それをしない人は、このサイクルを進めることが出来ないので、ずっと同じ渦の中にいます。 あなたがどちらのタイプにせよ、必ずこのどちらかには身に覚えがあることでしょう。 これを永遠にやるなんて! と不満に思うかもしれませんが、分かりきってしまうと単純な理屈なので、そんなに苦しくはありません。 むしろ、この理屈を理解しないことこそ苦しみの元と言えるでしょう。 明日は 3 それが何の役に立つのか? についてお話します。

244 意識の目覚め2

1 「意識の目覚め」とは? 2 何のためにそれが必要なのか? 3 それが何の役に立つのか? についてお話します。 まずは 1 「意識の目覚め」とは? 意識は眠っている状態と目覚めている状態があります。 映画の『マトリックス』を思い出してもらうと良いのですが、ほとんどの人は眠っていて、実人生を生きているという夢を見ているのだけれど、それが夢であることに気付いていない。 一部の人だけが、「これは夢だ」と気付き、本当の世界に移ろうとします。 実はフィクションの物語ではなく、この現実そのものでもあります。 例えば先日お話したように https://atelierkoshiki.blogspot.com/2025/05/blog-post_20.html 実例をよく観察して本当に深く考えれば、実はお金はエネルギー0であることは明らかなのに、私たちは、お金には自分を幸せにしてくれるエネルギーがあると誤解しています。 何によって? 世間知によって、です。 そしてその勘違いがあまりにも強力なので、実際そういう現実が形成されてしまうのです。 このようなことが人生には満ちています。 「これは絶対、そうあるべきでしょ」という考えのほとんどは世間知の謬見(びゅうけん)であり、真実ではないのです。 その結果、私たちは非常に骨の折れる、気苦労の多い人生を生きることになります。 こだわるべきでないことに、こだわっているからです。 明日は  2 何のためにそれが必要なのか? についてお話します。

243 意識の目覚め1

コーチング、という言葉があまり好きではないのですが、今のところ他に言いようがないのでコーチングを、やりたいと思っています。 内容的には新しくはなく、やることと言えば今までと同様なのですが… あくまでも名前はカウンセリングでした。 今後は更にもう一歩踏み込んで、 問題が起きたら→カウンセリング ではなく、 意識の目覚めを促進するために→コーチング というふうにしていきたいと思います。 もしご興味を持たれる場合、 例えば、定期メンテナンスでヒーリングを受けて下さっている方ならば 2回に1回をコーチングに充てるなどしてはどうでしょう。 長期的に見ると、その方が人生に良い影響をもたらします。 喩えて言うと、 自分が変わらないままヒーリングを受け続けることは、 分母を同じくしたまま、目減りしていく分母を回復していくようなものなのですが、 コーチングを受けることは、 分母自体を大きくしていくことを意味します。 分母は、その人の度量とか運の力とか基礎的な健康とか、とにかく何にでも関わるエネルギーの素です。 考えてみて下さい。 明日は ・「意識の目覚め」とは? ・何のためにそれが必要なのか? ・それが何の役に立つのか? をお話します。

242 無知の知2

昨日の話の続き。 異なる意見、異なる体験に接触した時、それを受け入れること。 そのために出来ることは、相手を尊重し、相手の言わんとしていることを想像することなのだ。 例えばAさんのように毒親に苦しめられたという人がいる。 これに対してある人は「そんな親、いるんですか」と言う。 またある人は「問題ない家族なんてないですからね」と言う。 またある人は「あなたがそう思っているだけではないですか」と言う。 どれも、相手の言葉を受け入れようとしない態度から来る。 これが酷くなると『チ。』で描かれたように弾圧になる。 自分が全部を知っているわけではない、という単純な事実を受け入れるだけで、「そうですか」と応えることは容易になるのだが。 相手の言い分に賛同しないといけない訳ではない。  受け入れた上で、納得できない見解も世の中にはある。 それはそれでいい。 単に、いろんな人がいろんな体験や考えや感情を持ち得る。 それがこの世界の実相なので、本当の平和を求めるためには常に他者に対して心が開かれてなくてはいけないが、そのためには何より知性が必要なのだ。

241 無知の知

「 自分には分からないことがある。 自分が知っていることが全てではない」 これを知っていることには重要な価値がある。 これをソクラテスは「無知の知」と言った。 先日Aさんと話した。 「その人はとても良い人なのだが、毒親ということをどうしても理解できないらしく」 私は言った。 「つまり自分が知っていることが全てだと思っているので、そういう現実を理解できない、承認できないのでしょう。 良い人であることは確かに良いことだが、それは単にその人にとって悪の道が開かれていなかった結果に過ぎない。 敷かれた悪の道を退けて善の道を歩こうとする方が尊い。 なぜならそこには本人の意志が関わっているからだ」 自分には分からない苦しみの形を「そうなのですか」と受け入れられる度量こそ、知性の産物だと思う。

240 『チ。』2

「本当の世界」が隠蔽されていて、自分は偽の世界に生きていると感じる。 人間精神はその状況に満足できない。 というか、いくらかの人は満足できない。 そこで強く「本当の世界」を求めることになる。 求め方は人それぞれ、時代や状況によりけりで、先日紹介した『ブルーピリオド』では、絵を描くという体験が、主人公にとって「本当の世界」の出来事だった。 眠っている意識は、自分自身の生きている実感が希薄であることを漠然と感じている。 何か違う、何か面白くない、と感じている。 目覚めに向かうにつれて、希薄なその実感は明確になっていく。 そして二度と後戻りはできなくなる。 私たちの人生もまたそういうふうに前に進んでいる。 的は絞られていき、それにつれて苦しくもなるが、同時に現実が鮮明になっていく。 そして人は「生きている」と感じられるようになる。

239 『チ。』

最近、Netflixに加入したので、この際と思って色々気になるものを観ている。 『チ。』という作品は非常に素晴らしかった。 同時に、よくこんな哲学的な作品が広く受け入れられたな、とも思った。 そしてなぜだろう、と。 この話は、意識の目覚めに関わっている。 意識が目覚める時、痛みが伴う。 眠っている意識とは 「ずっとそう言われてきたんだし、事実そうみたいなんだから、それでいいでしょう」 という催眠状態で、思考停止を常のこととしている。 これに対して、どういうわけか、人間精神には「目覚めたい」との欲求が本能に根差されている。 しかし目覚めようとすると、「目覚めるな。眠れ」という反発に必ず遭遇する。 それは自分の中の迷いや抵抗であることが多いが、その源には必ず世間知がある。 この作品の原型は『マトリックス』だと思う。 やはりあれもまた、本当のことを知りたい、本当の世界で生きたい、という目覚めの欲求に関わるものだった。 人は集合的にその体験を求めているからこそ、こういう作品が広く受け入れられたのだと思う。

238 悪徳政治家たちの存在意義

6月は、 11日(水)射手座満月 21日(土)夏至 25日(水)蟹座新月 となっております。 今月もよろしくお願いします。 ーーーーーーーー 相変わらず政治が酷い。 それで皆、憤慨している。 にもかかわらず、全然状況が良くならない。 でも彼ら悪の政治家たちはこれはこれで世の中の役に立っていると私は思う。 誰の人生にも、面倒な、厄介な、不愉快な人がいるけれど、彼らはいつも「よく分かりましたね、それが一番やってほしくないことだってこと」ということをする。 というのは、神に操られているのでその精度は100%。 そういう人たちがいなければ、と思うのは普通だが、後から振り返ると、だいたいいつも、そういう人たちのおかげで自分は成長できたことが分かる。 彼ら悪徳政治家たちはより大きな意志によって突き動かされているんだと思う。 そうでないと理解不能なくらい悪いことばかりしてくれるので、やはりそこには、実は生産的な目的が隠されているのだと思う。