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28 知恵の言葉

以前、エホバの証人によく訪問された。 私はとりあえず人の話を聞く人なので、ここは行けると思われてしまう。 小学生の時からコロナ禍まで、ずっと通われた。 有り難いことに、コロナのおかげでやっと解放された。 ある人が昔、目をきらきらと輝かせながら言った。 「聖書には沢山の素晴らしい言葉が書かれているんですよ」 私は「素晴らしい言葉が書かれている本はいくらも他にあるぞ」と思った(でもがっかりさせたくないので言わなかった)。 例えば聖闘士星矢にはこんなことが書いてあった。 先日、久しぶりにこの私の小学生以来のバイブルを取り出して読んでみた。 「まさか夢とは不可能という意味と同じだと思っているのではあるまいな。 どんな夢だって信じて貫けば必ず現実のものになるのだ」 ちなみにだいたいこれと同じことは聖書にも書かれている。 私はこういう言葉に育てられた。 何か「だけ」に素晴らしいものが宿っているのではなく、色々な所に素晴らしいものが宿されている。 ただそれを聖書だから重んじ、漫画だから軽んじ、その結果、過度に注意を向けたり、まったく気付かず見過ごしたりする。 要するに全ては「目の梁(聖書の言葉)」の問題なのだ。 それにしてもいつ読んでも聖闘士星矢は熱い。 今回も目頭が熱くなった。 でも、私がそんなに熱弁するので試みに読んでみた人が「ずっと戦いばっかりでしたね」とあっさり言ったのでがっくり来たのを思い出したから、誰にもお勧めはしないことにする。 伝わる人には伝わるし、伝わらない人には伝わらないし、こればっかりは、仕方ない。 息子には、適齢が来たら読ませてあげたいと思う。 *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microco...

27 煙草とプレアデス星団と

どうもこのたびは煙草の切りが悪い。 そろそろやめようと思うと割と簡単にやめられる方なのだが、長引いている。 5月は音楽制作に没頭していた。 なぜかそういう時に必要になる。 気分転換に良いように思われる。 でも私は安心している。 カシミヤのセーターを出す時点でやめるのは確定しているからだ。 滅多に洗えない上等な衣服に煙草のにおいがつくのが嫌なので。 とは言うものの、煙草は全くの害というわけでもない。 さて一服するかと言ってベランダに出る。 すると見事な満月を見たり、花の色を見たりする。 蝶が近くを舞い、芋虫の食事をのんびり眺めたりして気持ちが和む。 夕空も星空も、私のような暮らしぶりの人間は、見逃してしまうことが多い。 先日は、生まれて初めて、プレアデス星団を肉眼で見た。 特に空の澄んだ夜で、じっと空を見つめていたら、もしやと思う星々に行き当たった。 そうでもなければそんなに長い時間にわたって 星空を 見上げ続けるないことを考えると、やはりこれはこれで良いものだと思われる。 そんなこともまた理由になって、なかなかやめない。 冬物の季節が来るまでは。 *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

26 かわいくない

息子はしばしば、私にとって不快な態度を取る。 「焼きそばを食べたい」と言い、作ると一口しか食べない。 「工作しよう」と言い、自分はテレビを見て私に作らせる。 そして作り終えると、一瞥してテレビに戻る。 何か誘いかけると、「なんで?」と言って全く応じない。 かわいくない。 こういう時、活性酸素が体内に満ちるのを感じる。 以前、私はこういうことは正しく躾けられないといけないと思った。 でも共に過ごす乏しい時間的制約の中で、平素の暮らしと逆行的な躾を施すというのは、普通に考えて無理である。 それと重要なことに、慎重な観察の結果、私といる時に、とりわけこの傾向が助長されているらしいことが分かった。 それで、私はこういうことについては何も言わないことにした。 と言っても仏ではないので、「あっそ。勝手にしな」くらいの呟きは出る。 でも、もっと深い所の流れを見るようになった。 多分これが今の彼にとっての父親との交流の仕方なんだ、と考えるようになった。 普段一緒にいられないので、甘えたり無理を言うことで埋め合わせ、それで絆を確かめているのかもしれない。 逆に、私が躾が大事だという考えに固執して、厳しい顔を見せていたら、たまにしか会えない上に叱られるのか、と子供は思うだろう。 今できないこともいつかちゃんと出来るようになる。 そう信じ続けることもまた、自分に出来ることなのだと思う。 *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

25 前妻に助言

前妻が窮地に立たされていたので必要あらばということで助言をした。 するとにわかに解決の道が見えてきたと言う。 続きの助言があるので必要あらばと伝えた所、是非、と言うので続きをした。 2週間ほど前のことである。 またまた、すぐに現実にその反映があったと報告があった。 羨ましいまでの即効性。 私は助言する時、だいたいいつも予言もしている。 なぜか私には因果関係がはっきり見える。 このようにしてごらん、するとこうなる、というと、そうなる。 今回もそうなった。 前妻に言ったのは別れる時にも言ったことだった。 間違った道を取れば、不調和が必ず後に続く。 私にはこうなることは最初から分かっていた。 でも「ほれ見たことか」という発想は全然浮かばなかった。 私の言っていたことは正しかった。 しかし私のしていたことは間違っていた。 どんなに正しい洞察も、言う資格のない人間から語られたのでは響かない。 3年かけてようやく彼女は私の言ったことを理解した、とも言えるが、別の言い方をすれば、3年かけてようやく私は、自分の言うことにふさわしい態度を得た、とも言える。 それに当時、私は失いつつあるものを食い止めるためにそれを語った。 その意味で、自分の利益が関わっていた。 しかし今の私は彼女から期待するものが何も無い(息子の良い母親でいてほしいということを除いて)。 だからその助言にも不純物がなく、真っ直ぐ心に貫通したのだと思う。 *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

24 まどかの誕生日

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息子のまどかが今日5歳になった。 まどかは私の人生を一変させてくれた。 私の人生を大きく変えた人は3人いる。 神(いきなり人じゃなかった(笑))と、前妻と、まどかである。 神のおかげで私は特別な力を得た。 前妻のおかげで芸術の道に入った。 そして息子のおかげで、人生の本当の苦しさを学んだ。 息子が生まれなかったら…、私はそれなりに幸せで、それなりに甘やかされ、自分の中の業や悪癖に深く気付くことなく、またそれを解毒していく必要を感じることもなかった。 自分に成長の余地があることを知らず、既知の範囲に留まって人生を浪費していたに違いない。 結果として、こうなったのは良かったと思う。 色々と一筋縄ではいかないのは承知の上で、最善を尽くせたら良いと思う。 自分が親にしてほしかったことを子供に対してする、という考えに、私は必ずしも賛同しないものの、押し付けがましくならない程度に、自分が苦しみの年月の中で学び取った良い考えを、かつて自分がそのような考えの存在することを片鱗でも知っておきたかったような考えを、子供に無理なく自然と伝えていけたらと考えている。 誕生日動画をよろしければご覧下さい。 https://youtu.be/Qiw08UTq2SA

23 神との哲学的問答2

神が問題を投げかける時、全ての調子が狂い始める。 裏返して言うと、全ての調子が狂いを見せている時、神が何かを問い掛けている。 まずその問いについて知らなければならない。 それから答えを出さなければならない。 今回は22ヶ月も続いたのだった。 問題は解決したように思われる。 解決する前には問題と思われたものが、問題でなくなる――これが一つのサインである。 今、二つの意味で「問題」と書いた。 私たちは誰もが問題を抱えているが、それは多くの場合後者、つまり認識可能な問題なのだ。 人間関係や健康やお金など。 一方、その根源に、神からの問い掛けという意味での問題がある。 私はその問題にずっとかかりっきりになっているが、毎回同じ反応をしていることに気付く。 あまりにも苦しいので、もうやめてほしい、やめたい、という気持ちが湧いてくる。 そして悲観が極限に達する。 すると、そこで反転が起きて、光が見え始めるのである。 今回もそうだった。 しかし以前より利口になったと思われるのは、落ち込んでいく最中に、「深い所に落ちていくのは深い所に沈む答えを見つけるために必要なのだ」と気付くことが出来たことである。 その夜、いくつかの印象的な夢を見て、朝、起きたら解決が近い所まで来ていた。 だから多分、このパターンは一生続くのだと思う。 そういうこともまた、分かるようになってきた。 *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

22 神との哲学的問答

この所、大きな壁にぶつかっていた。 そんな時、心の中を探索する以外のどんなこともできなくなる。 ほとんど一日中ソファに座って思索していた。 考え事…というのとは少し違う。 頭でああかこうかと考えるのではなく、もっと深い領域に降りていって、全てを見直してみるのである。 瞑想的思考、とでも言えば良いのだろうか。 時には本当に始まりまで戻らなければならないこともある。 自分がやっていることは全て間違いのように思えたりもする。 これは人が何と励ましてくれても全く効力のないこと、神からの問題提起なので、自分一人で対応しないといけない。 そして答えを見つけないといけない。 だいたい1週間くらいもすると、開けた地点に到達する。 以前よりも見晴らしが良くなり、自分自身に対する理解も深まる。 これがだいたい振り返ってのパターン。 多分、これ以上は精神力が持たないのだと思う。 体力と同様、精神力にもやはりスタミナのようなものがある。 自己探求を限度以上に続けることは出来ない。 ほぼ例外なく、私の問題、大仰に言うならば哲学的問答は、2007年の霊力覚醒から始まっている。 私は力を使っているが、力が何なのか分かっていない。 今回の「出題」は2023年の1月から始まったから、解くのに2年弱もかかってしまった。 短いとは言えない。 でも、これくらいかかるのは想定内だったことだろうと思う。 それくらい難しかった。 新たに直面する問題は常に難しい。 *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

21 選択

父が泊まりに来た。 朝、父が言った。 「ラジオを聞いていたら、「それはあなたが〈選択〉したことなんです」というような話があった。でも俺には選択肢なんかなかったよ」 不満そうだった。 まあ、気持ちは分かる。 しかし話を聞いていると、こう続く。 「例えばAさんが逃げる、Bさんが逃げる、だから俺がやるしかなかったんだ」と。 そこで私は言った。 「つまりAさんとBさんは逃げる〈選択〉をしたんでしょう。 一方、お父さんは、逃げない〈選択〉をしたんでしょう。 AさんやBさんのようなずるい〈選択〉をしたくない、たとえ苦しくとも、という〈選択〉をしたんでしょう」 父は、あっ、という顔をした。 その後、どう内省に繋げるかは、知らない。 他人の頭の中には立ち入らないことにしている。 「選択肢がなかった」 これは私も以前よく使ったセリフだった。 この父にしてこの子あり、である。 でも実際には、ちゃんと選択していた。 単に、自分でそれを選択した、という重みを引き受けたくないために、言い訳をしていたのだ。 「人生を肯定するということは、明るく前向きに考えるということではなく、自分は選択に選択を重ねて今に至ったんだということを正しく理解することなのだと思います。そしてそれを受け入れること」と私は父に言った。 こういうことを言う時、説教がましくなったり、しつこく相手の理解を確認しようとしたりしなくなったこと、それもまた、自分が選択に選択を重ねた結果としての、長年の成長の証と思えた。 *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

20 ゆく河の流れは絶えずして

私はずっと無意識の訴えを受けて生きている。 無意識が容認する時、現象は起きる。 無意識が加勢する時、現象は進む。 そして無意識が否認する時、現象は止まる。 私の可能な限り、この原理に忠実に従って行動し、思考する。 無意識をコントロールすることは出来ない。 自己啓発の本を読むと、「出来る」と書いてあるが、そんな考えは浅い。 無意識の圧倒的優位を認識して初めて、本当の人生は始まる。 「本当の人生」とは、心という内的世界を体験することの連続なのだ。 逆に言うと「本当の人生ではない人生」は、昔から例えば「うたかた」とか「浮世」と呼ばれてきた。 自己啓発の諸君が言うように「無意識をコントロール」すれば、いわゆる成功者になれる。 でもそれだけのことに過ぎない。 つまりそれは所詮、掴んだと思っても次の瞬間には消え去っているもの。 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし… 無意識は、私の価値観を超えている。 たとえば私の無意識に女装趣味という因子があるとする(例えば、だ)。 そうしたらそれを認識し、肯定し、体験しなければならない。 それが心を生きるということなのだ。 「それはいけないことだ」といって封じるなら、それは心を否定することであり、自分を、人生を否定することになる。 そして己を否定する人は同様に、他者を、世界を否定する。 無意識の訴えは間欠泉のように湧いてくる。 人はそれを、苦しみや悲しみや渇望として体験する。 それを無視するのではなく、どうにかして人生の中に取り込んでいこうと試みる中で、本当の自分がだんだん見えてくるようになる。 私はその実感をますます強めている。 *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーー...

19 本当の自分らしさを探して

私は一家の中では異端児で、ただ一人、芸術の完成と、ヒーリングの能力を生まれ持っていた。 だから私は、その意味で「本当の自分らしさ」を一度も体験することなく、大人になってしまった。 近年になってようやく、自分とはこういう人間だったのだ、ということが分かってきた。 例えば物語を思い描いている時。 私はぼんやりして地上から離れている。 そしてそれを書く時。 私は心の奥底に潜り込んでいる。 一言で言うと、その時間はとてつもなく静かで、澄み切っている。 そのような空気は私の生まれた一家にはなかったし、今もない。 騒がしい。 だから私の無意識はまず、自分にふさわしい環境を創り出すことから始めた。 そのために、かなりの年月がかかった。 痛みの体験も必要だった。 というのは、「本当の自分」を知らないまま生きる中で身につけてしまった人生観は、すべて借り物であり、押し付けられたものであり、それは「本当の自分」が生きるためには破壊され、棄却されなければならないからだ。 しかしそれはぴったりと心に貼り付いているから、「ゴミ箱に移動」というように単純には行かず、文字通りに自分自身を破壊しないといけない。 なぜならそれは、自分自身と完全に一体化してしまっているものだから。 でもそういった年月を経て、自分は前よりも自由になった。 そして日々物語を書くことを楽しむ中で、「本当の自分」らしさを纏った生活の空気を、味わうことが出来ている。 *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

18 自己実現

「自分の道」を見つけ出すのは難しい。 それっぽい道、妥当な道、世間一般に周知の道を歩むのは、たやすい。 それだって大変だという人はいるだろうけれど、「大変さ」の次元が違う。 耐えれば良い「大変さ」と、見つけ出さなくてはならない「大変さ」は全くの別物。 そして私は後者にずっと苦しんでいる。 苦しんでいるし、楽しんでもいる。 ヒーラーになるまで何になるか分からなかったが、ヒーラーになっても何になったのか分からず、絵を描いたり音楽を作ったり、その他諸々の、もっと言語化し難い微妙な変化や修正をたえず自分自身に加えてきた。 そして今なお、何だかよく分からない。 自分の人生がどこに向かっているのか。 その何だかよく分からない感覚は、地下から来る。 無意識から上ってくる。 ヒーリングという営みだけでは完成しない自分がいる。 その自分とは、自分がなり得る可能性、潜在性であり、これをユングは「自己」と言った。 この自己なるものは、実現した分しか分からない。確認できない。 ああ、自分はこうだったんだな、と。 それは単に「自分の仕事は何々」という外形的な話ではないのだ。 どういう気持ちで、どんなふうに暮らすのが、自分に秘められた最善の可能性の実現なのかということ。 そういうことを思い暮らす内に、だんだん絵が完成していくように、自分だけの人生の模様が描き出されてくる。 でも、今どの程度まで絵が完成に近付いているのか、それはやっぱり分からない。 *** 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

17 子供の心

息子とサッカーをした。 とても楽しそうだった。 それは家まで送りに行った夕方のこと。 別れた妻と立ち話をしている間に、サッカーが始まった。 このサッカーボールは去年買ったのだが、インドア派の彼は全然興味を示さないので、ほとんど使われることもなく、いずれかの機会に、ということで車に載せておいたままになっていた。 玉蹴りをしながら思った。 お母ちゃんに見てもらうことで、こんなにも活発になるものなのだ、と。 私が「サッカーをしよう」と言っても、彼は乗ってこない。 しかしお母ちゃんが見ていると、いつまでも飽きることなく続ける。 心から楽しそうに。 いつまでもサッカーをしていたかったが、どうしても時間が迫ってきて帰らなくてはならなかった。 その時、私はヘマをした。 そろそろ行かなくてはと言うと、流れるようにボールを片付けて車に乗り込んだ。 「じゃあ」と言ってまどかを見ると、瞬きを忙しくしていた。 子供の心が変化についてくるより速く動いてしまったことに気付いて反省して、車から降り、もう一度改めてゆっくりお別れの挨拶をやり直した。 こんな時、私は自分が、どんなに忙しい、心よりも頭を優先して動いている「大人」なのかということに気付く。 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

16 自分好みの方法で

最近、逆立ちが楽しい。 筋トレというと、今まで懸垂、ダンベル、腕立て伏せをやって来た。 しかしどこかで飽きてしまう。 飽きても頑張る…ではなく、それは心にぴたっと来ていないサインなのだと思う。 ピアノもそうで、最初はバッハを弾いていたけれど、飽きてしまった。 世界中の音楽愛好家にとって、違法の発言。 しかしそう思ってしまったのだから仕方のないことだ。 (ちなみに、バッハに飽きたのではなく、バッハを弾けるようになる試みに、飽きたのだ。) どうも自分がやりたいのはこれじゃないと思って、自作曲の編曲と練習を始めたら、これは飽きない。 このように心にぴたっと来るかどうかは、営みを持続するために必要な内的条件だと思う。 筋トレに話を戻すと、これまでに試みた方法はどれも「やらねば」だった。 やらないで済むならやりたくない。 しかしやらないままだと筋肉が自然退縮していくばかりなので、頑張って続けていた。 で、そんな時、やらないで良い口実をよく探す。 一方、逆立ちは「やりたい」と思う。 これは単純に性格の問題。 体の運動に関して言うと、私は「バランスを取る」ということが好きなのだ。 だからそういうのが向いている。 そういうふうに、どんなことに関しても自分好みの方法というものがある。 それを見つけられると営みは楽しくなるし、そして自然と上達していくように思う。 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 10月19日(土)瞑想会、オンライン、9時、1000円 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

15 物語を書く

最近、私は、小さな物語を書いている。 寓話的な物語である。 眠れない夜に、退屈なので物語を頭の中で組み立てた。 面白かったので、それを翌日、文章にした。 それで調子がついて、それ以来、毎日のように思い描き、書いている。 物語を創り出す時、ひねり出す時、いつもとは全然違う脳の回路を使う。 多分それが気持ち良いのだ。 そう言えば逆立ちも毎日している。 逆立ちもまた、普段使わない筋肉を使えるし、普段にはない圧力が血管にかかるから、気持ち良い。 もしかしたら、逆立ちによる「天地返し」が、物語を書くという新しい発想を私に生み出したかもしれない。 物語を書くと、自分は心と深く繋がることができる。 他のどんな営みを通しても得られないくらいの一体感を自分にくれる。 物語を書くということそのものは20歳くらいの時に望みをかけたことなのに、それから20年もしてようやく、それが自分にどれほど欠かせないものなのか分かってきた。 いつか必ず、本になると思う。 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 10月19日(土)瞑想会、オンライン、9時、1000円 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 11月16日(土)牡牛座満月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

14 贈り物2

贈り物の本質は、「相手のためを思う」ことに尽きると思う。 「贈り物」と言って私が真っ先に思い浮かぶのは、『くまのプーさん』の中で、くまのプーとコブタが、イーヨーに贈ったプレゼントである。 おかしなことに、前者は空っぽの壺で、後者は破れた風船なのだ。 イーヨーが誕生日なので、二人は何かプレゼントしてあげたいと思った。 二人はそれぞれ手持ちの蜂蜜と風船を思いついたのだが、プーはうっかり中身を平らげてしまい、コブタは転んで風船を駄目にしてしまった。 でも時間もないし、他の選択肢もないので、面目なさそうにイーヨーにそれらをプレゼントした。 イーヨーは全然構わなかった。 そんなことより、自分の誕生日を覚えてくれていて、そのために何かしたいと思ってくれたことが嬉しかった。 そしてイーヨーは、空っぽの壺に破れた風船を入れたり出したりして楽しく誕生日を過ごしましたとさ…という話なのだが、ここに贈り物の本質がある気がする。 その本質とは「思い」なのである。 ほしいと言えば買ってもらえる――それも有り難いことではあるけれど、「これがほしい」の気持ちは、貰う側にある。 一方、「これをあげたい」の気持ちは与える側にある。 与える側に気持ちがある時、それを贈り物というのかもしれない。 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 今日は 牡羊座満月ヒーリングです。 ヒーリングのお申込をお待ちしております。 それと、 11月2日(土)に久しぶりにアトリエで瞑想会を開きます。 代わりにオンラインはありません。 対面でないと実現しない特別な内容になると思います。 参加費は5000円です。 【スケジュール】 10月17日(木)牡羊座満月ヒーリング 10月19日(土)瞑想会、オンライン、9時、1000円 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 11月2日(土)瞑想会、アトリエ、5000円 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.micro...

13 贈り物1

息子の誕生日が近い。 去年同様、一年間を振り返る動画を作った。 私はちまちまとそういうものを作るのが好きらしい。 おまけに気が早いので、誕生日のまる一ヶ月前に完成させてしまった。 誕生日までの1ヶ月の間にもっと良い写真や動画が撮れてしまったらどうするつもりなのだろうか。 このせっかちは親譲りで抜けない。 でも自分の可愛い所だと思って許している。 私の育った家には、プレゼントの習慣がなかった。 頼めば何でも買ってもらえた。 でも三人も姉がいる上に、末っ子の長男は妬まれ役なので、いつも遠慮が勝って、なかなかおねだり出来なかった。 お願いすれば与えてもらえることと、諸々の時間の区切りに際してプレゼントしてもらえることは、似て非なるものだと思う。 前者は「欲しいものを買ってもらう」という達成に過ぎないが(と言ったら言いすぎかもしれないが)、後者は「贈り物をもらう」という体験なのだ。 後者には何か神聖なものがある。 「あなたにはきっとこれがいいと思って選んだよ」という配慮が源にある。 親からそういうことは余りしてもらえなかったが、有り難いことに、この仕事を始めてからというもの、お客様方から本当に沢山の贈り物を頂いた。 「河邊さんのイメージかなと思って」という言葉を何回聞かせてもらったか分からない。 そうやって私のことを思って、「これでいいだろ」ではない「きっとこれがいい」という思いを伝えてくれた。 とても長い時間がかかったけれど、そういう体験の積み重ねが、「贈り物」の価値を私に教えてくれた。 今年、私もまどかに対する「きっとこれがいい」がある。 そんな思いで、誕生日プレゼントを求めに出かけた。 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 明日は 牡羊座満月ヒーリングです。 ヒーリングのお申込をお待ちしております。 【スケジュール】 10月17日(木)牡羊座満月ヒーリング 10月19日(土)瞑想会、9時、1000円 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ー...

12 自分が変わると起きること

相手が何を言うかということは、言う前からだいたい分かっている。 そこで、誰に何を話すということを、私たちはあらかじめ決定している。 この人にはこれを話してはいけない、という警戒と、この人には話しても大丈夫、という信頼と、この人ならきっと、という期待がある。 先日、前妻が悩み相談をしてきた。 ほお、と私は思った。 内容的に、以前の自分だったら小言の一つも出てきそうな事柄だった。 でも月日を経る内に私は変わっていて、以前の自分ではもうなかった。 彼女もそれを無意識に感じ取っていたのだと思う。 そうでなければ、その相談をしてくるとは思えなかった。 私は親身に話を聞いた上で、自分に出来る助言をした。 助言を求められたので。 変わろうとしてもなかなか変われない時がある。 一方、劇的に変わることが出来る時もある。 そこには人生のタイミングや、出来事のインパクトや、内的な必要性など、諸々の要素が働いている。 自分は変わった、と思ってもほとんど何も変わっていないこともある。 そんな時、周囲の状況が変化していない。 逆に自分が本当に変わった時、他人の反応が変わる。 そんなことを先日あらためて実感した。 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 明後日は 牡羊座満月ヒーリングです。 ヒーリングのお申込をお待ちしております。 【スケジュール】 10月17日(木)牡羊座満月ヒーリング 10月19日(土)瞑想会、9時、1000円 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

11 人生で一番大切な価値は

ある関係を終わらせる――その時にはいつも痛みが伴う。 でも終わらせた方が良いこともある。 アインシュタインはこう言っている。 「 異性に心を奪われることは大きな喜びであり必要不可欠なことです。しかしそれが人生の中心事になってはいけません。もしそうなったら人は道を見失ってしまうでしょう」 結局、そういうことなのだと思う。 一番大切なことは「生ききる」ということなのであって、ある特定の人間関係によって自分が不完全燃焼をしている自覚があるのなら、その関係を続ける限り「生ききる」ことは出来ない。 二人でいた方が生ききれるなら二人でいたら良いのだし、一人になった方が生ききれるなら一人になった方が良い。 人生の真価をどこに置くかということさえはっきり出来れば、これは単純な理屈のはずなのだが、感情はなかなかそうは行かない。 感情を超えていくこと――無視することではなく。 それが人生に対する重要な姿勢なのだと思う。 そのことを理解し、一つの決断が出来た人には、より良い未来が開けることでしょう、と私は友人に語った。 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 10月17日(木)牡羊座満月ヒーリング 10月19日(土)瞑想会、9時、1000円 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

10 人と人の共鳴

人の意識は繋がり合っている。 ある人の行動を見たり、言葉を聞いたりすることで、触発され、自分にも同じ動きが起きるということがある。 真似ではない。 こういうことは無意識の内に起きるのだ。 暫く前に、短い間だが付き合っていた人と別れた。 自分の人生を前に進めるためにはそうした方が良いと思った。 その話をしたら、後追いするように姉が恋人と別れた。 同じ理由で。 更にまた友人が恋人と別れた。 同じ理由で。 つまり私の選択を見て、無意識の内に、「これは自分も考えるべきことだ」と思い、後に続いたのだ。 勿論、私は焚き付けてなどいない。 このように心には共鳴という働きがある。 もっとも、似ても似つかない人の言動が共鳴を起こすことはない。 そういうものはあくまでも他人事なのだ。 しかし同じ考えをいくらか共有している人同士の間だと、共鳴が起きる。 たいてい、良い方向に進む。 例えば一つの関係を終わらせるということは、次のより高いレベルの関係に可能性を開くということなのだから。 人は日の当たる地上でだけ繋がっている訳ではない。 日の当たらない地下でもこうして繋がっている。 こういう所が、面白い。 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 10月17日(木)牡羊座満月ヒーリング 10月19日(土)瞑想会、9時、1000円 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

9 不眠症と夢の象

暫くましになっていたのだが、この数日間、不眠症がまた猛威を振るうようになった。 布団に入ると目が冴えて眠れなくなる。 さっきまでの眠気がどこかに行ってしまう。 そしてどれだけ待っても戻ってきてくれない。 困ったことに、その日の体の状態とは関係なく起きるので対処も出来ない。 しかしこれにはきっと何か訳がある。 そう思って自分の中に入っていった。 体が横になると、縦になるもう一つの体がある(ように思える)。 私の中に、眠りたくない誰かがいるのだ。 なぜだろうと考えると、多分、そうして夜の何も出来ない時間に出現することによって、私にその存在を伝えたいのだ。 普通、不眠症はストレスから来る。 でも心当たりがない。 とは言え、心は重層的な構造をしており、認識の光が届かない深層がある。 きっとその領域なのだ。 それが何なのかは分からないが、ともかく意識を向けるようにした。 間もなく眠気がやってきた。 夢の中で私は動物たちの走り回る只中にいた。 概ね平和的な場所で、動物たちはそこで自由にしていた。 私は象を認めた。 象も私を認めた。 象は子供で、鼻がなかった。 でも怪我をしたり奇形だったりする訳ではなく、ただ「そういう象」だった。 私と象は、触れ合おうとして互いに近寄った。 そして目が覚めた。 随分長い時間、眠れていたようだ。 そして目覚めは気持ちよかった。 そこで私はこれから暫く、心のこの名も無い領域、夢の象がいた領域に、アンテナを伸ばそうと考えた。 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 10月17日(木)牡羊座満月ヒーリング 10月19日(土)瞑想会、9時、1000円 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/

8 秋になると感じる愛おしさ

急に涼しくなった。涼しくなると、故郷に帰ったような気持ちになる。 実際、東京生まれなので故郷も何もないのだけれど、不思議に懐かしい気持ちになる。 落ち着いて、同時にしんみりとし、過去を振り返りたくなる。 色々なものに愛おしさを感じ、切ないくらいの気持ちになる。 夏の間は生きた心地がしない(本当に)。 秋になると余裕が出来る。 それで、深い感慨を抱くことも出来るようになるのかもしれない。 難しいことに、秋になると湧いてくる愛おしさを、何に向けたら良いのか分からない。 とても良い音楽の兆しが頭の中で響いているのに、いざ音にしようと思うとどれもこれもしっくり来ないというような、または本を読みたい欲求だけは強くあるのだけれど、一冊の本を選べないというような、そんな感じである。 秋に感じる愛おしさは、主に時間に向けられているように思われる。 この神秘的な時間をどうしたら最も充実した形で表現できるだろうと思うと、どれもこれも違うように思えて結局何も出来なかったりする。 イメージの中では、そんな時、ピアノが良いかもしれないし、珈琲が良いかもしれないし、読書かもしれないし、散歩かもしれないが、どれも「秋の愛おしさ」という額縁にぴたりとはまる絵のようには感じられない。 それで、結局何がいいのかなあと思う内に、時間が過ぎている。 でも、それでこそ秋の愛おしさが感じられるのかもしれない。 額縁の中に、何も入らないことによって。 秋は美しい。 今日もお読み下さいましてありがとうございました。 【スケジュール】 10月17日(木)牡羊座満月ヒーリング 10月19日(土)瞑想会、9時、1000円 11月1日(金)蠍座新月ヒーリング 【メニュー】 ①カウンセリング 10000円 ②ヒーリング 10000円 ③リモートカウンセリング 7000円 ④遠隔ヒーリング (お布施 ) ヒーリングアクセサリー 「プレローマ」 36000円 【お問い合わせ下さい】 ①LINE:atelierkoshiki ②microcosmo.healing@gmail.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ホームページ: https://www.microcosmo-healing.com/